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200文字小説集

また一緒に…(200文字小説)

作者: 日下部良介

 人の命は儚い…。


 事故で亡くなった彼女の葬儀から誰も居ない部屋に帰って来た。

 温もりの無い部屋…。

 枯れたと思った涙がまた込み上げてくる。

“ピンポン”

 インターホンが鳴る。

 宅配業者らしい。

 僕は小包を受け取る。

 彼女からだった。

 事故の直前に送ったようだ。

 手編みのマフラーだった。

 僕はそれを手に取って巻いてみた。

「うっ!」

 マフラーが勝手に僕の首を絞めつける。

 意識がなくなる瞬間彼女が微笑む。

「また一緒に居られるね」




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