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カボチャ頭は強い

 スッと目を閉じたカロスは気配に集中した。

しばらくの静寂の後、カロスは「そこかっ!」と言いながら右後ろにたとえ我が身朽ち果てようと(次からはナイフ)を突き出した。

確かな手応えの後、確認したカロスが見たのは例えるなら頭がカボチャの映画泥棒のような人型の物体に突き刺さったナイフだった。流石に警戒くらいするよ?バカにしてるの?と問いかける声に気を取られているうちにカロスは羽交い締めにされナイフを蹴り飛ばされた。

そう、カボチャが動きカロスを捕らえたのだ。ナイフを蹴り飛ばされた上に拘束までされては詰みと言っていいだろう。

じゃあ、またね!そう言いながら彼は何かしらをチャージしへ光り輝く指をこちらに向けて言った。

「今だ!」カロスは腕を振って袖に仕込んである閃光玉を腕から落として言った。 そんなの無駄だよ、キミを捕まえているそいつには視覚はないんだ。カロスが暴れても意に介さず羽交い締めを続けるカボチャ。

やはり、状況は変わらず、少しの時間稼ぎにしかなっていないようだ。 じゃあ今度こそバイバイ。 あ、なにか言いたいことはある?

「じゃあ一言だけ言わせてくれよ、お前、俺の武器どこに言ったか知ってるか?」 は?そんなのそこら辺に転がって「そんなんだから足元掬われるんだよバ〜カ!」

次の瞬間、彼の肩をナイフが貫いた。


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