05話僕の考えた最強の魔法
イメージという言葉について思うことはこのくらいにして
魔法の話に戻る。
射程は魔石から30センチ程。それを境に急に着火しなくなる
出した炎を射出することは出来るが
消えないように強く念じないと霧散する
そして念じた分だけ火が小さくなる。結果が縮小してしまう。
色々なアプローチが出来ると言ったが
過程や理屈を加えると火が大きくなる
要するに一定のリソース制限があり、
結果に向けて間をすっとばすほど、消費が激しくなり、
結果が縮小する
さらに、最大火力で使うと連続では使用できず、
湿気た様に着火しなくなる。
時間を置くと再使用できる。チャージが途中でも使用は可能。
オーバーヒート状態で何も出来ないとかは無いようだ。
このリソース制限を「MP」
として消費を「コスト」
射程を「魔力」
射程圏内を「魔力圏」
過程や理屈、を「術式」
とした。
なぜ結果の大小を魔力としなかったかは後述する。
なお、出来ることは多岐にわたった
分離、念動、発光、屈折、温度操作、
射程30センチは変わらず。
規模において大きな差がでた。
物質生成もやってみたが、何も無いところから出そうとすると、
砂糖や塩一粒ほども出てない。見えない。
原子番号だとか分子構造だとか化学式までイメージしても、
出てない。見えない。
だが、周りから集めるというイメージを足すと大きく違った。
30センチ以内に水面があれば吸い上げるように集めることが出来た
分離も合わせれば、砂鉄や塩を割りとほいほい集められた。
砂糖は難しいのか少ないのか10分の一以下だった。
たしかベンゼン環だった気がするが
ごちゃごちゃしてて暗記できてない。
下手すると毒物になるかもしれん。
体からは出さないように注意しないと怖いことになりそうだ。
念動は射程内ならかなり自由だが
射程外に出るとそのまま飛んでったりせず
即座に減速し落下するが、飛んでいくところまで意識すれば
射出は可能だった。
念動でぶつけて飛ばせば普通に飛んでいった。
動かすための理屈(衝突とか重力磁力、
もともと持っている運動方向の変更など)
を追加することでより強力に射出できた。
小石が普通に木にめり込むほどだ。
ただ、小石と標的を同時にしっかり見ているくらいじゃないと
当たらない。命中精度がかなり低く実戦的じゃなかった。
発光は何も考えないと何が光ってるのか良く分からなかった
手で触ろうとしても揺らぎもせずすり抜けてしまった
だが効率は悪くない様で懐中電灯の様な明かりなら長時間出せた
これでダンジョンに入れるかもしれないが
意識がそれると消えてしまう。
温度操作も効率は悪くない。飲み水の煮沸が簡単になった
物質生成は出来ないのか、ゴブリン魔石じゃ無理なだけか。
たしか1グラム90兆ジュールとかなんとか。
風呂が何杯沸かせるとか聞いたことが有る
レールガンで数万ジュールで、
銃弾の9ミリパラで500ジュールとか。
で、でたぁー!役に立たないニワカオタ知識www
魔法の結果は出し惜しみされているかのように増減しており
執拗に過程を求められている様だった。
使い切ると30分は溜めにかかるが
使い切らないように使えば回復は早いようだ(体感)。
俺の頭ははっきり言って悪い。
勉強とかはるか昔のことで覚えてない。
暇つぶしにウィキペディアを読んだり、
ゲーム作るために欲しい曲線の数式を探したり
鉱物の写真を眺めたり、
乞食になってから生活するための知恵を模索したりした程度。
合金だとか融点だとかまで覚えてはいない。
だがそれらを差し引いても魔法が有能すぎる。
射程内に限ればかなり何でも有りな感じで、
射程外に出したとたんに霧散することが多いようだ。
あれ?これもう勝利確定ではないですかね?
ショボくても現代知識チート全開なのでは?
生活面は言うに及ばず、
戦闘面でも、射出だけでかなり強力じゃなかろうか?
一定レベルごとに決まったものを覚える様な
脳改造じゃなくてよかった
絶対管理者に頭いじられてるでしょアレ。




