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46話必殺技と再挑戦

起きた。

ヘンタイポイントは体を作り変えるという意味だ。

ゲームで言うEXPの方が近い。


さて、やはり最初の一撃を決めたい。

こうなったらMPを度外視してぶっぱする技を編み出すべきだろう。

まずはトッツキを調整する。


居合いのように早く、針の穴を通すように正確で、岩も砕く一撃。

なんて都合のいいものは無理かもしれないだろうが

優先度はこの順番だ。

どの速さだと避けられないのかを

弾を接近戦の間合いで使って確かめてみるべきか。


5-4弾Ⅰを握りこんで部屋を出る。

おい大蛇。デュエルしろよ。

数を調整して待ち受ける。


既に初動は見切った。相手の初動の間合いは5メートル。

剣で考えれば一足ではまだ届かない

やっと切っ先同士が届く位じゃなかろうか


これを一秒とかからずに突進してくる。時速で言うと18キロ以上

だが、0.5秒より短い、速くて60キロ位か。

突進見てから発砲余裕でした。


5-4弾Ⅰの初速は余裕を持ってマッハ超え。

この時点で大蛇は回避できなかった。

至近ならば皮も破れる。


銅の闘士のちょっと優秀な奴位はあるはず。

車□先生はク□スデザインに苦労したはずだ。

デザインアシを雇うかおもちゃメーカーから提供されるのか。

どちらにしても結構持ってかれたはずだ。

いや、忙しくてそんなことを考える暇も無かったかもしれない。

デザイン協力者の権利がどこへいくのか気になる。


速度を調整し、十分な調査を終えた

マッハどころか大蛇の突進速度の3倍ちょっと有れば躱せない様だ

大蛇はこっちの構えとか全然見てない。

撃ってから動いている。

せっかくの性能も宝の持ち腐れだ。


それでも野球選手の投球以上の速度で槍を突かなければならない。

そして槍の重さは3キロ近い。短いが重めだ。

「通常の人体」でこれを行なうには相当の加速行為が必要になる。

ハンマー投げよりは軽いが回転は使えない。


体の改造は一区切りついている。

骨肉皮の半分以上が通常の人体ではありえない材質に

置き換わっている。入力特性を維持したままだ。ソノハズダ。

あとは血液、内臓、神経の改修だ。もうナニカされまくりだ。

俺にはミトコンドリアだとかDNAの知識は無いに等しい。

求めた結果や方法に対する魔法的回答だ。

非効率且つ先行き不透明な進化だ。


ニ、ニンゲンやめたくないでござる…(泣)

防御力とか耐性で済まされるテンプレ勇者が

ちょっぴりうらやましくなった。

ちくしょう、どうしてこうなった。


そのおかげでパワーは足りる。

部屋に戻り、またひたすら素振りだ。技が足りない。


槍のといえば有名なクーフーリンさんとか

ア○ン流槍○法とか八極拳とか宝蔵院流とかあるけれど

いまいちピンとこない。


理念的にア○ン流が好きだけど勇者にはなりたくないのでパス。

八極は脳筋すぎるし、宝蔵院は十文字槍で、魔槍は再現できない。

どれも速さとか間合いとかそういう記述が

漫画やアニメではあんまり見られない。

なんとなく長くてなんとなく強い。でも脇役。それが槍。

主役で槍なのはテッカと、う○おと、○いコンドルしかしらない。

あと守人のバ○サさん。


イメージが薄い。ぼんやりしている。

正拳突きなどの格闘漫画の知識しかない。足元から捻転させていく。

一朝一夕でそんなの無理ッスよ。


気がつくと俺は大蛇皮で作ったバランスボールの上で

槍を突いていた。

もう意味が分らない。

魔法による強引な革なめしと、接着をマスターした。


とにかく何らかの取っ掛かりが欲しかったのだ。

玉乗りはかなり上達した。


体幹でも鍛えられたのか、槍の速度も目標値に達した。

だがなんかちがう。本当にこれでいいのか?


疑問に思いながら部屋を出る。リトライだ。

大蛇を見つける。一匹に減らす。

まだ、そんな所なのだと、ふっと思った。


大蛇が来る。

散々繰り返した突きを合わせて放つ。

決まった。口内から脳天をぶち抜く。

だが想定よりも狙いがズレている。避けられた?

やりに貫かれながら俺の腕に噛み付こうとする。

槍を手放し飛びのく。

尾が飛んでくるが回りこんでかわす。

ついでに槍に巻きついて何かしているが上手くいってないようだ。

弾で止めを刺す。


うーん上手くいかない。

突けたのはいいがズラされた上に、即死しない。

片脳しか潰せなかったとか、脊髄反射だけで動くとかか?

引き抜くことも出来なかった。


荷物を回収し次の獲物を狙う。


次は目を回避量込み天派込みで狙った。

ヒット。同時に引く。回り込む。

尾もキッチリかわし、仕切りなおす。

近づいては大蛇が伸びる。もう繰り返しだ。


ついに大蛇を完封した。頭がズタボロになった大蛇がノビている。

この戦法で2匹までなら相手できるかもしれない。

俺の修行はまだ始まったばかりだ!


このあと3匹相手に高速で飛び周りながら

槍で突けるようになるまで俺はダンジョンから出ることは無かった。

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