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40話ダンジョンで引きこもる

あとこの蛇皮何に使おうか?

魔石と皮を一緒にしてなんか作れば

魔狼の革の様になんか起こるかもしれない。

蛇肉は美味いらしいからなんとか持ち帰りたい。

多すぎるので水分を抜いて圧縮成型する。カチカチのブロック状だ。


それでも持ちきれないので残りはこの場で食べる。焼肉だ。

十分な調味料を用意している。

…うーん、なんというかあまり味がしない。

淡白な味ってのはこういうのなのか?

焼肉というより炒め物になった。


蛇は雄雌の区別が良くわからない。多分小さいほうが雄だ。

メスが雄を絞め殺すとか聞いたことがある。


毒も一杯とれた。毒弾とか造るべきだろうか?

血清の作り方をしらないので相手は死ぬが。

んー血清というと遠心分離機を使うイメージがある。あと卵。

ワクチンとごっちゃになってる気がする。


牙も採っておいたけどやっぱり使い道がわからん。


肉は一食では食べきれない。しばらくここでだらだらしよう。

上じゃ負け犬騎士がめんどくさい事になってるだろうからな。

この休憩室、スラムの小屋より正直言って整ってるし。


蛇単体と近接戦もしたい。


そういえば毒対策ばかり考えていて

絞められた時の対策を考えていなかった。

防具の無いところを絞められれば骨が砕けるんじゃないだろうか?


左手にナイフかなぁ?ただ弾が使いづらい。

オタク的には体から電撃、火炎を出して振り払うのが定番だが、

自分も死ぬ。短勁とか発勁とかで引きちぎるのも出来ない。


ナイフの柄に弾を仕込めるようにするとどうだろうか?

今使ってるナイフを改造しよう。

思いつきでイソイソと工作を始めた。


…2日掛かった。

いや、あのね、なんか巧くいかないんですよ。

俺が触ったことがあるマガジンはBB弾のエアガンくらいだ。

薬莢まで再現したようなモデルガンには触れたことが無い。

弾の形にも問題があった。

なんとなく安定すると思って尻すぼみの形にしていた。

それに長い、これを平積みすればグリップとして太すぎる。

弾送り、弾出しがうまくいかない、グリップが気に入らない。

そういうわけで2日かかった。

そう言うと2日で出来たのか?って言う気がしてくる。


魔石を魔素として使いつぶす方法を取れば

マナ切れの心配も無かった。

戦闘中に出来るほど素早く補填できるわけではないのが厳しい。

装備している魔石を消耗しないように簡単に対策しておく。


準備万端で休憩室を出る。

もし、ナイフも使えないほどに絡みつかれたら、

自爆覚悟の電気ショックをお見舞いしてやる。


次の休憩室へ移動しつつ、蛇を探す。

いた。2匹がなんだか絡まっている。交尾か?

イラッとした俺は5-4弾を2倍の威力で射出した。5-4弾Ⅱだ。

これからはⅠを基準にどの弾でもおなじMP表記をすることにする。

10-8弾ならⅣ、10-16弾ならⅥが基準だ。

まあ、すべて主観なんだが。計った速度的には大体合ってる筈。


今度は皮で弾かれることも無く突き刺さり、内部で砕ける。

貫通するよりこれが一番殺傷力が高いはずだ。

ストッピングパワーとかいうのだろうか?ニワカなのでわからない。


しかし、それでも蛇は死んでおらず、ズルリと向かってくる。

さらに1匹に集中して弾を撃ちこみ止めを刺す。


「シャァッー!!」手負いの残り一匹とタイマンだ。

ちなみにナイフの装弾数は最大24発。結構余裕がある。


槍とナイフを構え、ジリジリと距離を詰める。

途端に蛇がものすごい勢いで伸び襲い掛かってきた。

速い。魔狼よりも速い。


構えていた槍を胴にそえる様に払いながら躱そうとするが、

ぐにゃりと曲がってそれを許さない。

「うおおぉっ!?」

口がデカイ!ナイフで受け止めるのは無理だっ。

横に飛びのいて地面に転がる羽目になる。


続けて尾がすさまじい勢いでしなり、叩きつけてくる。

ゴムで出来た丸太がすっ飛んでくるようなそんな迫力だ。

太すぎるが、鞭のような攻撃に受け止める選択肢は無い。

十分に引き付け槍に射出も加えて思い切り突きこむ。

バツッン!と音を立てて蛇の体が裂ける。

が、それでも勢いは止まらず、もろに受け、

吹っ飛ばされた。ぐほぁっ。


体の芯に響く。すぐそこで千切れた尾がうねっている。

頭側もダメージがあったのか、うねっている。

上手く動けないようだ。チャンスだ。

立て、立って攻撃するんだ。


俺はふらつきながら近づいて頭を狙う。

しかし、俺より先に蛇が伸びてきた。動きが少し甘い。

今度は穂先を頭にぶつけて払う。

逸らされて横へ飛んでいくも、

またグニャリと曲がって切り替えし、さらに低く突っ込んでくる。

これは甘い甘すぎる、これで勝ちだ。

上から首元に槍を突きたてた。

だが甘かったのは俺だった。

突き立てられた槍に体を引き裂かれながらも蛇は伸び、

俺の脛当てに見事に喰らい付いた。

牙から乳白色の毒液が流れる。

俺は必死になって蛇の頭にナイフを突き込み、

噛み付きから脱出した。


脛当てはひしゃげたものの、貫通は免れた。

付着した毒液を落とし、なんとか勝利した。

内臓をばら撒き、引き裂かれ、壮絶な死に様だ。

蛇には痛覚が無いのか?と思うほどの戦いぶりだ。

手負いにしてから戦ったのにとんでもなく強かった。


最初の突進に合わせて頭を切り払えなかった時点で力が足りない

のかもしれない。


もう一匹は回収し、コイツからは魔石だけ頂いて

休憩室へと撤退した。

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