中世ファンタジーの戦士
調査員・・・・時空を超えて調査する人。
中世ファンタジーの戦士・・・・物語の中心となる人物
【中世ファンタジーの戦士の自己紹介】
「こんにちは。僕はバルド・ブルーア。戦士です。武器は剣と盾使いです。肉壁担当で、良く死にかけています」
「まぁ、覚悟の上でやっています」
「あと、口が悪いです」
「余計な一言で皆さんを怒らせてしまう事がしばしばあります」
「その都度に制裁を受けています」
「僕は誰かを守りたい。たった1人のヒロインのヒーローになりたいんです」
【中世ファンタジーの戦士と調査員の会話】
「こんにちは。私は調査員だ。早速だが、剣の扱いはどのぐらい・・・・?」
「そこら辺のゴブリンならば何とかなります」
「ふむ。では、女は?」
「・・・・。実は声を掛けるのが苦手で」
「ほう。ならば、何故冒険者ギルドに恋人が居るかね?」
「ちょっ、何で知っているんですか!?」
「はっはっは、見に行ったのだよ」
「・・・・。彼女は怒っていますか?」
「ふむ。君に関する苦情に対して怒っているね」
「うわぁ。早く帰らないと」
【中世ファンタジーの戦士の役割】
「僕は剣を使って攻撃するよりも、誰かを守る事に特化しています」
「ふむ。以前に魔法使いと同行したときは、味方と揉めたようだが?」
「あれは魔法使いが自分を巻き添えに敵を攻撃したんです! おかげでボロボロでしたよ!?」
「それも戦士の役割だ」
「違う! 絶対違う!」
【中世ファンタジーの戦士の願望】
「今後はどうしたいかね? バルト君」
「そうですね。先代の英雄を超えたいです」
「先代の英雄?」
「はい。各地を蹂躙した魔竜を封印した英雄です! 僕の父さんでも有り、中年ですが、格好いいですよ!」
「さらっと酷い事言わなかったかね?」
「気のせいですよ!」
「ふむ。是非とも頑張って貰いたいものだ」
「期待に応えるどうかは分からないですが・・・・。とりあえず、剣の素振りをしたいです!」
「今は我慢してくれ。頼む」
【中世ファンタジーの戦士の流儀とは】
「さて、君の流儀を聞きたい」
「うーん。まだ分からないですが。冒険者をやり切る、という事だと思っています」
「やり切るとは?」
「誰かを助け、誰かを守る。せめて手が届く範囲でもやりたい。冷静に戦況を見極め、行動する。それができなくても、何か出来そうなことをする」
「随分と理想家だな」
「はい。良く言われます」
「でも、やりたいんだな。それが君の流儀だね?」
「はい。いつか、先代の英雄を超えるための下準備ですから! 基礎は基礎! 常識ですよ!」
「ははっ、確かにそうだ。君との会話は楽しめたよ。ありがとう」
「いえいえ、とんでもないです」




