10.肌色
2015/11/09 主人公の性格を変更、それに伴っていろいろ修正
じっくり見ると裸ではなく、きんいろの旧旧タイプのスク水を着ていた。光の加減できんいろが肌色に見えていたようです。顔を見ると『どうしたの』って感じで顔を横に傾けた。
何コレ、無茶苦茶かわいいんですけど、持ち帰りOKなヤツですか? お爺さんのサービス品ですか? 思わず抱きつきそうになりましたが、礼儀として確認することにしました。幼女と目線を合わせるためにしゃがみこみ、目を見て聞いてみました。
「ねえ君、ぎゅっと抱きついてもいい?」
【乙女流:接客術:最終奥義 極・営業困顔】
大丈夫だと思うが、念のため乙女流を使っておきました。
頬を薄く桜色に染めた幼女はこくんと首を縦に振りながら返事をした。
「ん」
はいOKでました。でも落ち着くのです。ここで慌てていきなり抱きついて怯えさせるのは下策です。ゆっくり手を広げて...。
「おいで」
さらに頬を桜色に染めた幼女がテコテコテコって歩いてきてボクにぎゅっと抱きついてきた。そして首を肩の上に置きいてきた。
ボクは広げた手を幼女の背中に回して抱き心地を楽しむ。肌はもちもちとしていて、肌同士が触れ合っている部分は吸い付くような触り心地です。
「お爺さん、これもサービス品ですか?」
「いや、使いのものじゃ。そいつが坊主を地上に送ってくれるんじゃ。」
お爺さんの声を聞き、幼女は目的を思い出したようだ。小さな手でボクのギュッギュッと押してくる。ああ放して欲しいのか。手を開き幼女を解放してあげる。幼女はテコテコテコってボクの後ろに回りこむと、うんしょうんしょって感じで服を掴みながらボクの背中を這い上がって来た。そして手を首に回し足を身体に絡めてしがみついてきた。
背中に当たるプニプニした貧乳の感触を楽しんでいるとお爺さんの声が聞こえた。
「じゃ坊主、頼んだぞ」
返事をしようかと思ったら床が抜けた。いや、白い部屋が消えたのか? 幼女にしがみつかれまま落ちていく。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~~~~~~~」
濁点ボイスがボクにもできた。




