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全体像
座布団に横になり、黒色の天井を見上げていた。
白…。俺は白色が好きだ。
だが、どろっとしているのはダメだ。
絶望感だけが残った。
爆発寸前のペニスをどうにか慰めるため、決意し立ち上がる。
「ゆかおな…ゆかおな…」まだ俺には道がある。
とうの昔に限界を超えた肉体と精神を更にムチ打つ。
……
……
……
空隙、それは世界だった。
人間の鳴き声が聞こえる…、人間も所詮は動物だった。思い出した。
世界は動作する全てを傷つける。かと言って停止は存在しない。
黒色の世界が急に眩しくなる。
目の前に人がいた。
「あんた誰…」
「我が名はカーラモス。創造の力を持つ所謂神と呼ばれる存在だ。」
「電気を消してくれ。」
「ふむ…、ここは君の部屋ではないが、理解出来るかい?」
「俺は不審者にも慣れているし、俺がいるからここは俺の部屋だ。出て行ってくれ。」
「やはり、実験は失敗だったか。認識能力が低下している。もはや君に人間と言えるだけの能力はない。悪いが強制的に別の人生を歩んでもらうよ。」
自己相似性が成立した瞬間だった。




