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荒唐無稽のオルビス
学校を辞めると人間は無職になる。
俺も人間なので無職になった。狭い倉庫から緑生い茂る山に出たかのような爽快感。
時間という檻から解放された俺は、無職を満喫していた。はずだった。
「おにーちゃーん、ご飯だよー!」
妹の大声で今が夜だと気づく。
時間から解放された俺の部屋には窓がないのだ。
「俺の部屋にもってこい!」力いっぱい返事をする。
妹は何故か毎日俺を呼ぶが、俺は毎日部屋でウナギを食べた。
黒豆がゴキの卵に見えて、とても食欲をそそらない。
食事が終わり、床オナをしようと洗面所の妹のパンツを拝借…
手にとった瞬間、脳が理解した。これは精液だ。




