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デジカメの基盤と世界のルール
ある夏の日の午後、その日は入学式だった。
夏なのに、入学式? そう、俺はある特殊な学校に入学したのだ。
私立白葉学園 公益社会法人科。
俺は倉庫に入るのが好きだった。だからこの学校に入った。
きっと隣の奴もそうなんだろう。このクソ暑い中寝ていられるのはその為だ。
大理石で出来た床を眺めていたら式が終わった。
各々新しいクラスに移動する。教室に入った瞬間とてつもない熱風が俺を襲った。
教室には窓がない、これも試験の一環なのか。
自己紹介が始まった。
前の坊主メガネの自己紹介が終わった。次は俺の番だ。
「小崎 穂。趣味は…」よく考えると俺に趣味と言える趣味はない。
俺はその日で学校を辞めた。




