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青空坂上 1条線 ~卒業するまで、しゃっぽーしようね!~  作者: 中村千歳
1条4丁目 もう一度、約束しよう
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1条4丁目-14

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「ご乗車ありがとうございました上洲中学校前ですお忘れもののないようにご注意ください」

 上洲中学校前に到着した。桐畑さんとはここでお別れ。

「バイバイノシ」

 高島さんがいつもの挨拶をして、バスを降りる。


「さて、ミズホンもここでお別れだね」

 こーやんの住所は、本郷市上洲町20番2号。最寄りのバス停は上洲中学校前。

 私も去年までは、この近くに住んでいた。


 懐かしいね……こーやん覚えてる?

「何の話だ?」

 八幡高校入学の日。「卒業するまで、しゃっぽーしようね」って、私たちは約束したよね。

「そうだったな。結局1日もしゃっぽーできなかったけど」

 そうだね。今朝までは、私もそう思ってた。


 今なら言える。私たちは、卒業するまで、しゃっぽーできる。

 こーやんと、もう一度仲良くなれる。

 桐畑さんと高島さん、大野くんも入れて、5人で仲良くなれる。


 幸ヶ谷瑞穂ちゃん。

 もう一度、約束しよう。


 卒業するまで、しゃっぽーしようねって。


「私の方が1年早く卒業するんだけど……」

 細かいことは気にしない。八高の2年生と三高の1年生だけど、学年も学校も関係ない。

 仲良くなれば、それはもう友達なんだ。


「そうだな。今度こそ、卒業するまで、しゃっぽーしよう」

 今度こそ、卒業するまで、しゃっぽーしようね。


 川15系統、市大経由川合津駅行きが到着した。

 高島さんと大野くんが乗り込む。私も後に続く。


「バイバイノシ」

「また来週」

 高島さんと大野くんの挨拶は普通だったけど。


「卒業するまで、しゃっぽーしようね!」


 別れ際に、全力の約束をした。

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