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青空坂上 1条線 ~卒業するまで、しゃっぽーしようね!~  作者: 中村千歳
1条4丁目 もう一度、約束しよう
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1条4丁目-3

 [side-OHNO]


 桜十字路の電停で、青木さんと合流。

「サッキーしゃっぽー」

「……」

 もう何度目になるか分からないしゃっぽー。いつも通り青木さんは無視。


「そういえば、この挨拶ってサッキーがやり始めたって聞いたんだけど」

「……ごめん」

 何を謝ったのか分からないが、とりあえず青木さんと合流した。

 本鉄バスの電停……じゃなかった、バス停に移動し、バスを待つ。


 無言のまま5分ほど経過し、川15系統、上洲中学校行きが到着した。


「サッキー元気出して」

「……」

「ミズホンと何かあったの?」

「……」

 バスの中でも終始こんな感じ。遥が一方的に話しかけて、青木さんは沈黙を守る。

 一応今日の新友会、青木さんと瑞穂さんを仲直りさせよう大作戦なんだよな。大丈夫なのか?

「どうなんだろ……サッキーこんな調子だし……なんとかなるといいんだけど……」

 不安が募る中、バスは終点の上洲中学校前に到着した。ここで北荒磯行きに乗り換えて、荒磯公園前で降りる予定だったのだが。



「ミズホン何でいるの?」

「こーやん……何してるの……」


 バスを降りると、そこには荒磯公園で合流するはずの幸ヶ谷瑞穂の姿が。


「あ……えっと……今何時だ?」

「8時50分」

「30分も考え事してたのか……」

「さいですかww確か8時30分には荒磯公園に着くって言ってたよねww」

 30分も何を考えていたんですか、瑞穂さんは。

「いや……今日何話そうかなって……さくらんと話すの久し振りだし……」

 さくらんこと青木さんと、こーやんこと瑞穂さんは、中学の同級生。

 かつて友達だった2人は、久し振りの再会を果たした……のだが。


 仲直りさせてあげられるかどうか、不安になってきた。

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