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青空坂上 1条線 ~卒業するまで、しゃっぽーしようね!~  作者: 中村千歳
1条4丁目 もう一度、約束しよう
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1条4丁目-2

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 1条40丁目、西行の白いポールに、電車が到着した。1条線西行・1丁目線南行・地上線直通、桜十字路行き。

 この電車に乗って、終点で降りれば、そこはこーやんがいる地上世界。


 覚悟を決めて、電車に乗る。


「次は、1条37丁目、1条37丁目、第二警察署前でございます」


 大体やりたいことは分かる。

 サッキーとこーやんを仲直りさせてあげようプロジェクトとか、要するに、私とこーやんに一回ちゃんと話し合ってもらおうとか、そういうことなんだよね。

 たった1日で決裂した友情を、取り戻してもらおうとか、そういうことなんだよね。


「卒業するまで、しゃっぽーしようね」

 あの言葉が、脳裏によみがえる。


 「しゃっぽー」は元々、私とこーやんが使っていた挨拶。

 今は、高島さんとこーやんがしゃっぽーしている。

 桐畑さんは……どうなのかな?こーやんとしゃっぽーしてるのかな?


 少なくとも、私とこーやんが交わした約束は、確実に破られている。

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