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青空坂上 1条線 ~卒業するまで、しゃっぽーしようね!~  作者: 中村千歳
1条3丁目 昔の友達と、今の友達
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1条3丁目-14

 [side-AOKI]


 私と入れ替わりで降りた人が、どうしても気になっちゃった。

 24条に戻ったら、まだいるかな……?


 49丁目線北行。本当は1条49丁目まで乗る予定だったんだけど、1つ目の22条で降りる。

 来た道を戻って、24条の交差点。誰もいなかったけど、遠くの方に高島さんたちが見えた。東側200m。あのあたりは確か、24条51丁目。


 去年の4月6日、八幡高校入学式の日。

 こーやんは、桐畑さんと仲良くなった。

 私にとってこーやんは、唯一の友達。でも、こーやんは違った。桐畑さんと仲良くなって、一緒に帰るようになった。

 そして、ネットで知り合った高島さんとも仲良くなった。桜十字路で遭遇した大野くんとも仲良くなった。

 こーやんにとって、私はもう友達じゃない。用済みなんだ……。


「サッキーどしたの?こっちおいでよ!」


 遠くから高島さんの声がする。高島さん達がいる51丁目までは、ここから200m。声が聞こえたり、顔が見えたりしても、おかしくないよね。

「あの方が……サッキーさん……?」

「そだよ」

 高島さんがいるってことは、当然、こーやんもいるよね。


 覚悟を、決めた。

 青木さくらは、今日限りで、こーやんと決別します。


 東方向へ200m。高島さんと……こーやんがいる方向へ、歩いていく。


「紹介するね、サッ……」

 高島さんの言葉を遮って、自己紹介をする。


「八幡高校出身、サッキーこと、青木さくらです」

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