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1条1丁目-15

 八幡高校に着いたのは9時20分。1限の授業はとっくに始まっている。

「今月4回目ですよ。大丈夫ですか?」

 前の席のキリカが声を掛けてくる。

 そういや、最初に知り合ったときもこんな感じだったな。

「そんなことを言っている場合ではありません。授業を受ける準備をしてください」

 はいはい。分かってますよ。


 1限の授業が終わった休み時間。

「ところで、20分も何を考えていたのですか?」

 キリカから当然の突っ込みが出た。

 えっと、キリカはさくらんのこと覚えてるか?

「さくらんさん……青木さんのことでしょうか」

 そうだ。本名は青木さくら。覚えてたのか。

「あなたが頻繁に口にするので覚えてしまいました」

 そんなに頻繁に口にしてたか?

「それで、青木さんがどうかしたのですか?」

 どうかしたってわけじゃないんだけど、今頃どうしてるかなって。

「青木さんに未練でもあるのですか?」

 未練ってわけでもないけど、なんか寂しいじゃん。

「そうですか……いい加減に諦めたらどうですか?」

 諦められたらとっくに諦めてるよ!


 ……と大声で叫んだところで、2限開始のチャイムが鳴った。

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