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薬屋のドラゴンさん  作者: 真冬 雪々
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プロローグ

 ……深い山の中、僕は一人駆けてゆく。

 足音を消す闇魔法を発動し、足元をぼんやりと光る魔力の靄が覆う。そして、獲物に気づかれないように静かに、そして素早くじりじりと距離を詰めてゆく。

 沢の上の岩陰に身を潜め、背中に背負った弓を取り出し矢をつがえる。

 狙う先には一頭の牙の大きな獣が沢の水を飲んでいる。土属性のクロツチイノシシだ。

 構えた弓に風属性の魔力を注ぎ入れる。弓に彫り込まれた模様と弓の弦に光が迸りやがて矢が青白い光を纏った。矢の直進性を高め威力を増加させる風魔術だ。

 弓を引き絞り狙いを定める。そして息を止め、矢を放った。

 放たれた矢は一筋の光の線となり、獣の首筋を貫く。……と、思われたが。

 しまった、防がれた。獣はとっさに土石魔法で土の壁を地面から繰り出し、矢を防いだようだ。


 「まずい!こっちに来る!」


 急いで逃げ出そうとするが、目の前に獣が生み出した土の壁がせり出し、行く手を遮る。そこに猛スピードで獣が突進してきて、僕は沢の下に吹っ飛ばされてしまった。


 ……そこで僕の記憶は途絶えている。

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