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夢見てた魔法少女と何か違う。  作者: 荒木 佳
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パート5 『もうごちゃごちゃで分からない。』

それから、その日は時間も遅いという事で咲さんに送ってもらった。

数か所怪我した所を親に心配されたが運動していた時にこけた、という事にした。


いつも通り夕食を食べ、お風呂に入ってアニメを見る。

そんな変わりない日常だと思っていた。

私の中に何かうずめく物を感じる。

『救え』という言葉。


「はぁー、一体何だったんだろ」


今でも現実味がしない。自分が魔法を使うなんて、そんな夢みたいな事…今から寝たら明日何事もなかった様に目が覚めるんじゃないかって。

そんな気さえもする。


「駄目だー、宿題明日やろーっと」


今週提出の算数の宿題を片付けいつもより早く寝る準備を進める。

流石に疲れた。脳が体へ『今日は休め』と必死に信号を出しているのを感じつつベッドへ体を投げる。

そのまま意識は混濁し、睡眠へと誘われ…と、そこでだ。

携帯から着信音が鳴り響く。此処まで携帯をお休みモードにしてなかったことを恨んだ事は無い。

そんな事を考えながら画面を見るとそこには一魔法少女である凛の文字が。


「もしもしー? 凛どしたの?」


睡眠を邪魔され、闇の波動に目覚めそうな気持を抑え込み電話に応対する。


「やっほい雨音! 今日は大丈夫だった?」


「あぁ、大丈夫だったよ。何が何だか分からなかったけどね」


「そういえば雨音はどうするの?」


「どうするのって?」


「敵をやっつけるかって事!」


そうだった。

あの時シャドウの話を聞いていたが、凛がしっかりと魔法を扱え、あの場にいたという事はシャドウの殲滅を行っている一人だという事。


「凛も、あの敵を倒してるの?」


「うん、私強いからね!」


いつもの元気さで答える。

普通の小学生では考えらえないような辛い事も沢山あるだろう。それでも私よりも前を向いている。そんな気がした。


「そっか…私はもうちょっと考えてみようかな、どうせ練習期間もあるみたいだし」


そういってお茶を濁した。助けたいと思っているが、あんな危険の伴う事はもうやりたくない。そんな当たり前の気持ちだってある。


「そだねー…っと、練習相手だけど私も含まれてるから頑張ってね! それじゃっ!」


つーつーと不通音が鳴る。

一方的に切られた。いつも通りのわんぱくさに安心する気もする。


「あの子は、大丈夫かな」


名前も聞いてない少女。

何らかの関係があると言われたが確認するまでは分からない。一体どんな関係だったのだろうか。

『救え』という言葉は何だったのか。

いまだ答えは見つからない。


それでもいいかな、期間の間に答えを見つけよう。

今度こそ、深い眠りについた。

こんな作品のページを開いていただき幸いです。

文系を先行していたわけでもなく書いてみた作品なので文字力は無いです…

そんなのでもよければ何かアドバイス等いただけると幸いです。

それでは、また。

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