飛び立つことに何の意義があるのだろうか
旅立ちの日。
少しの寂寥と明日から続く未来への期待がないまぜになって、不可思議な心境を形作る。
私は何を選ぶべきなのか、いまだにその答えは見えない。答えがみつからなくとも、時間は過ぎる。
明日にはこの感情を忘れる。
永遠に同じところにとどまり続けることはできない。
不変は実現しない。
それは不変の事実だ。
変わりたくないのか、変わりたいのか、それすら自分にはわからない。
「1年後、あなたは死にます」と言われれば、私のしたいことは見えるのだろうか。