修羅が行く
「量産型ブラック血鬼銃発進せよ!」とゼロワンが叫び全艦からロボットが大量発進した。
「ゼロワン!俺も出るぞ!」と叫び龍馬は走り出した。すると爬虫類帝国からも恐竜に似た大量のロボットが迫っていた。
「数を集めればいいってもんじゃねぞ!俺がスクラップにしてやる!行くぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」と叫び敵に向かって突撃した。
「血鬼銃カッタァァァァァァァァ!」
と叫び恐竜に似たロボットに向かって腕に付いているカッターで思い切り切り裂いた。
恐竜ロボットも負けじと口からビームを出して反撃した。龍馬が乗る血鬼銃は難なくかわしているが量産型を操っているクローン達はビームに当たり爆発していた。
クローン達の操作技術が悪いのではなく相手が強すぎるのだ、恐竜ロボットが放つビームが突然曲がりそれに当たってしまった。ビームはまるで意思が有るかのように当たっている。
クローン達も負けじと反撃をしているが恐竜ロボットはビームを撃ちながら、噛みつきや爪で攻撃してきた。
「チッ!コイツら意外と強い!クローンども!今すぐ交戦しながら撤退しろ!俺が時間を稼ぐ!ゼロワン分かっているな!撤退が完了しだい、直ぐに全艦隊で艦砲射撃しろ!」
「理解した、クローン部隊は直ちにに撤退せよ」
クローン部隊は龍馬に戦いを任せ直ぐに撤退し始めた。その後ろから恐竜ロボットがビームを撃ちながら襲って来た。
「後ろから不意打ちをしてるんじゃあねぇぇぇぇぇぇ!」と叫び恐竜ロボットに向かって拳で破壊して行った。
「ウォォォォォォォォォ!」と叫び腕に付いているカッターで斬ったり、殴ったりして恐竜ロボットを破壊し続けた。
その光景を見ていた帝王ゴレムは忌々しげに見ていた。
「何故だ!相手はたった一人だぞ!何故押しきれない!」
もう一人の爬虫類人が「あの赤いタイプが奴らのエースなんでしょう」
「ならば数で押し潰せ!いや!ゴール貴様が出よ!貴様が出て奴を殺せ。」
「ハッ必ずや奴を始末してご覧いれましょう。」と言ってゴールが部屋から出て行った。
迫り来る恐竜ロボット軍団を相手にたった一人で相手をしていた。
「数が多いだけで大したことはないな!だかそろそろ決着をつけるぜぇぇぇぇぇぇ!」と叫び胸の顔の口から炎を吐き出そうとしていた。
「ヘルファイアァァァァァァァァァァ!」と叫び恐竜ロボット軍団を消し飛ばそうとしたところ目の前に大きなシールドが展開されていた、地獄の炎を受け止められた。
「何、ばかな!ヘルファイアを受け止めただと!一体誰が!」
シールドが消えてそこから人型の恐竜ロボットが出てきた。
「私が来なければ我が軍団は一瞬で終わっていたな……名を名乗れ貴様の名を!」ゴール自らが剣の切っ先を向けて叫んだ。
凄まじい気迫、並大抵の者なら失神してもおかしくない程だったが龍馬はゴールに向かって叫んだ。
「俺の名は龍馬!龍馬だ!」
「そうか、龍馬よ!帝王ゴレム様のため貴様には死んでもらうぞ!」と叫び剣を振り下ろしてきた、振り下ろした剣から斬撃を放ってきた。無数の斬撃を両腕に付いているカッターで相殺していた。
「チィ!流石は敵の大将なだけあって、なかなかつえぇぇぇなぁぁ!だかよ俺もただ受けてるだけじぁねぇぇぇぇぇぞぉぉぉぉぉぉ!」と叫び音速のスピードで接近して両腕のカッターで斬りかかった、だが敵のゴールも剣でカッターを受け止めていた。
カッターと剣が何度もぶつかり合い火花を散らしていた。
「チィィィ!これじゃキリがない!ならもう一度ヘルファイアで!」
「先ほどの技で私を倒すつもりだろうが無駄な事だ!私は更に協力なシールドを張るだけだ!」
「チィ(確かにコイツに撃っても意味がねぇ)なら殴り壊すだけだ!行くぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」と叫び赤い閃光となりゴールに殴りかかったが剣で防がれた。
「龍馬!その場から離れろ!艦砲射撃をする」
「分かった!」と言いその場から離れようとしたが、後ろからゴールが襲いかかってきた、剣を振り下ろしてきたがとっさに腕に付いているカッターでガードしたが、ゴールは龍馬を逃がすつもりはないようだ。
「クソ!だったらこれならどうだ!」と叫び後ろに回り身体を押さえ付けた。
ゴールは必死になって身体から離そうともがいていた。
「えぇい離さんか!」と叫ぶが「誰が離すか!ゼロワン!俺事撃って!」
ゼロワンは最初は戸惑ったが龍馬の覚悟を聞き届けゼロワンも覚悟を決めた。
「全艦!龍馬事撃ってぇぇ!」と叫び大艦隊から一斉に撃った、敵恐竜ロボット軍団は一瞬にして消し炭となり龍馬とゴール事光に飲み込まれた。