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サラマンダー戦

 お嬢様の許可も得たことだし、久しぶりに暴れるとしようか!

 そして取り戻した力をいきなり解放するために詠唱を始める。

 「我は悪魔と契約したものなり、我は破壊を望むものなり、我は復讐に身を焦がすものなり。我が血をもってすべてを破壊する悪とならん!!」



 漆黒の魔力が自分を覆い尽くす。魔力は次第に体を形成し、一体の巨大な怪物を作り出した。

 7メートルほどの巨大な体、全身を覆い尽くす漆黒の体毛と羽、分厚い筋肉、頭に生えた二本の角。

 

 変身魔法「ディアヴォロス・エクズィキスィ」

 この魔術は使用する魔術師の2割の血と大量の魔力を使用して発動するA級魔術を超える魔術、S級魔術。A級が軍を破壊するのなら、S級は神を殺す魔術だ。簡単に言えば発動者の体を悪魔にする魔術だがそれだけでない。発動後は無限とも思わせる魔力が使用することが出来る。ただしこれを使えるのは訳あって俺だけだ。

 

 さあ、戦闘開始だ

 こちらに気づき、タックルしてきたサラマンダーを受け止める。

 そこからのブレス。しかし避ける必要はない、そんなのはダメージにはならない!炎を払いのけ、少し会いた距離を詰め頭に拳を叩き込む。しかし分厚い鱗に阻まれ大してダメージを与えられなかった。意外と硬いっ!


 しかし、拳が通じなくても武器があればいけるだろう!無詠唱で「アルマ・クレアシオン」を発動する。

 

 創造魔術「アルマ・クレアシオン」

 武器を魔力で作り出す魔術。まあ、作るだけなら簡単な魔術だが、持続させるために大量の魔力をしようするため、あまり使用する魔術師がいない欠陥魔術だ。まあ、この体では欠陥ではないが。


 俺は大剣を作り出す。魔剣とかも作れるがこいつにはこれで十分だろう。

 大剣を振り下ろす。これでトドメと思ったが、ブランクのせいかあまり体が言うことを聞かないみたいでかわされてしまう。


 サラマンダーはこのスキを見逃さずに魔術を撃ってきやがった。

 爆裂魔法「エクリクスィ」大爆発を起こす魔術だ。


 普通ならこの距離では自分にも爆発に当たるため使わない。サラマンダーの鱗ならこの心配がないのだろうか。

 

 とっさに左腕でガードする。防ぎきれない!

 爆風に巻き込まれ後方に吹き飛ぶ。ガードした左腕は火傷でもう使えなくなってしまった。

 

 熱い。しかし左が使えなくても右が使えれれば問題ない。

 吹き飛んだせいで開いた距離を一瞬で詰める。そして大剣を振り下ろした。


 バキッ!

 しかし、大剣は分厚い鱗を貫くことはなく、虚しく折れてしまった。

 

 もう一度「エクリクスィ」を発動されたらもうやばいので距離を取る。

 かてぇ、しかし鱗がない腹部を狙えば関係無い!アルマ・クレアシオンでもう一度大剣を作り出す。

 

 相手は何かしらの魔術を発動した。エクリクスィだ!

 反射的に横に飛ぶ。今回は体が使えなくなる程のダメージはなんとか避けれた。ボロボロだけれど。

  

 今回はさっきよりも魔力を多く使ったせいか、またさっきと同じように吹き飛ばされる。いてぇ。


 立ち上がり、足腰に力を込め走り出す。

 相手は大量を消費したため動けなくなっていた。仕掛けるならいまだ!


 相手のいる地面に「アネモストロヴィロス」を発動し、相手を真上に吹き飛ばす。

 アネモストロヴィオス、竜巻を起こす自然災害魔術。


 相手は真上に吹き飛び、落ちてくる。

 腹部は体を覆う鱗はなく、無防備だった。


 落ちてきたところに力を込め大剣を突き刺す。

 「ゔぉぉぉぉっ!!」


 グサッ。今度はしっかり貫通した。鮮血が飛沫を上げ、体を真っ赤に染め上げる。

 久しぶりのねっとりとした血の匂いは最高で、身震いをしてしまう。最高の気分だ!


 と、思っている場合じゃない。まあ心配はしてないが様子を見に行くとするか。

 ディアボロス・クレアシオンを解き、ツキミを探すために歩き始めた。

 

 

 

 

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