空を見て… 続
読んでいただきありがとうございます。
この前の続きです。
あまり考えていないです。
まだ拙い文なので指摘していただけると嬉しいです。
あなたには兄がいる
そう言われた
その瞬間何かは頭をよぎるものがあった
でも何かは思い出せない
引っかかる
あなたの兄はね…
死んだの
そう言われた
秋、遊ぼう
うん!お兄ちゃん
いつも遊ぶ時は昴と一緒だった
遊んでいるといつも楽しい
何もかもが忘れられる
ただお兄ちゃんの目はどこかうつむげで違うところを向いていた
まるで誰かを探しているみたいに
でもそれでも構わなかった
ただ楽しければいい
そう思った
次は何して遊ぶ?
そう問われた
うーん、お兄ちゃんがやりたい遊び!
またかー
そう言いながらも楽しそうだった
心の底からは楽しんでいない
そんな表情だった
しかしそんな楽しい毎日はずっとは続かない
続かない…
事は突然だ
なんの前触れもなく起きてしまう
ある日兄が亡くなった
まだ小さいからわからなかった
何が起きているのか
現実を直視できなかった
ただ呆然とした
理解ができない
あんなに元気だった兄が
どうして
何も悪い事はしてないのに
どうして
その言葉しか出てこない
遺体を見ても実感がない
「死」
その言葉とは疎遠だった
そんなこと起こるわけないと
ただ、死がくるのが早いか短いかそれだけだった
誰にも等しくかかるもの
もう無理だ…
そしてその記憶もなくなった
読んでいただきありがとうございます。
感想、評価お待ちしております。
空の街
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