1別れそして、本当の気持ち
私、神山優。武道派女子で、女子にもててる。私の、彼は、杉本唯斗。
1別れそして、やっと気づく気持ち。
『おはよう、優。』
いつものように、むかえにきてくれる唯斗。
『おはよー。』
唯斗とは、幼馴染みで、最近付き合うようになったんだ。
『おはよー』
学校についてすぐ、花音に声かけられた。
『おはよー』
私も、そう返す。花音とは、小学校時代からの親友だ。
『優。今日話があるんだ。屋上に来てくれないか?』
『うん、いいけど』
いったいなんだろう。話って。
『ごめん、部活で遅くなって・・・。えっ?なんで花音がここに?』
いみわかんない。
『優。俺たち付き合うことになったんだ。だから別れよう。』
といい、ふたりはさっていった。えっ?どういうこうと?私達、もう終わりなの?
私は、たってることができなくて、その場に座った。涙も、後から後から溢れ出してきて、どうにもならなかった。
『優さん?どうかしました・・・か?
なんで泣いてるんです?』
『唯斗に・・・ふら・・・ちゃった。』
『僕なら、こうして優さんを、泣かせたりしない。』
優しいな、陵は。いつもこうしてあたしを守ってくれる。
『りょ・・・陵』
そう言って、陵に抱きついた。陵は、驚いているみたいだったけど、力強く抱きしめてくれた。
『優さん、僕がついているので安心してください。』
陵は、いつも、私の隣にいた。どうして陵の事、気づかないふりしてたんだろう。こんなに優しい陵の事を・・・。