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切なる願い  作者: 無六
3/3

第2話 食という名の誘惑?

ーーーその翌日




会いに行く最中ルバートから軽く人物についての説明を受けていた


「その噂の人物ってのは女性で名前はリヴェーネっていうんだが知ってるか?」


「いや、聞いたこともないよ」


「まぁそのリヴェーネっていう人物は魔術においては千年に1人といわれるほどの魔術の天才で、武踏会に一緒にでないか?という誘いが結構あったらしい」


「じゃあ今頃どこかにはいってるんじゃないの?」


「いや、それはまだだと思う」


こちらを見やりながら大げさに肩をすくめ


「そりゃあ、天才といわれた人物がどこかに入れば噂になるだろう」


「なるほど」




ルバートに続いて中に入るとそこは食堂で


昼休みなこともあり生徒が多く賑やかだった


「ほんとにここいるの?」


「ああ聞いたところによると、よくこの食堂に来るらしい」


「で、彼女の特徴は?」


「髪は金色で瞳は青くとても美人だそうだ。」


「へぇ美人ねぇ、今までよく君に口説かれていないのが不思議でしかたないよ」




あたりを見渡すがそれらしき人物は見当たらないまだ来てないんだろうか


と思っているとふと視界の隅に見知った人物がもの凄い勢いで


ガツガツ食っている姿が見える


・・・同じチームのフィニアだった


フィニアのもとに歩みよるとこちらに気づいて顔をあげる


「あれ、どうしたの二人ともこんなところで?」


「それはこっちの台詞せりふだ。お前、仲間捜しの方はどうなったんだ?」


あきれながら言うルバート


「それが全然っ見つからなくてさー。困ってフラフラさまよってる時にさ、ふとおいしそうな匂いがしたからつられてつい・・・」


片手を頭にえへへっと笑いながらながらいうフィニア


「まったくお前は武大会に出ずに大食い大会にでもでるつもりか」


ルバートの言う通りでフィニアの机の周りには食べた後の食器が山積みになっている


そして、フィニアの小柄な体型のどこにこの量が入るのか気になって仕方がない


「おっばちゃーん!デザートもお願いねー!」


どうやら底なしの上にデザートまで頼むという別腹補正までついてるらしい




それからしばらく経ちひとしきり食べ終えると


「で、二人ともこんなところでどうしたの?」


どうやら話が振り出しにもどったらしい・・・


「人探し、リヴェーネっていう女生徒を探してるんだけどよくここに来るらしいんだ」


しらないかな?と聞いてみると


「ああ、その子なら二人が来るちょい前に出て行ったよ」


「どこへいったかわかるか?」


「んっ、ほらあそこ」


フィニアが食堂の窓から見える中庭の木の辺りを指で指した


そこには髪が金色の女生徒がいた


そこに3人で向かおうとする途中気になってフィニア聞いてみた


「フィニア、よく彼女の行き先を知っているんだね」


「んー、まぁ彼女とは食堂でよく会うし一緒に中庭でブラブラしたりしてるから。知ってるよいろいろと」


何かとてつもなく気になることを言いだすフィニア


「それって彼女とは知り合い・・?」


「うん」


「灯台下暗しってわけか・・・」


「そういうことになるねー」


あははっと笑うフィニアの頭をルバートが右手でスパーンッとしばいた


「あたっ!なにもしばくことないじゃない」


「いいや、お前はこれだけでは足りんむしろ百叩きにしたいくらいだ」


目をつぶり右手の拳を目の前にやりワナワナと震わせている


「そりゃあ私だって誘おうと思ったよ、だけど・・・」


「だけど?」


「食べ物という名の誘惑につられて、つい忘れちゃってさー」


といったところでまた頭をしばかれるフィニア


「・・・お前には学習能力というものがないのか」


「だって人は食べ物という誘惑にはかなわ・・」


「ほほう、まだ足りないか?ちなみに次からはグーでいくぞ」


「すいません」


と、しゅんと落ち込んだまま素直にあやまるフィニア


その二人の光景を見ながらやれやれ先が思いやられるなと思う自分がいた



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