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200文字小説

しし座流星群(200文字)

作者: うわの空

「ねえ! 今日、流れ星が見れるんだって!」



 星に興味のない俺は、部屋でゲームをしながら「ふーん」とだけ答えた。

 一方の彼女は窓を全開にしてベランダに出る。



「あ、流れ星! い! ……い!」


「何言ってんの?」



 空を見ながら『い』を連発する彼女に、俺は問いかけた。



「流れ星に、どっかの誰かが『一緒に星を見てくれますように』ってお願いしようかと」


「……んなこと、どっかの誰かに直接言え」



 俺は笑いながら、彼女の隣に並んだ。

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― 新着の感想 ―
[一言] あれ、今日ってしし座の日なんですね。 今初めて知りました。 彼女と俺のやりとりが面白いですね。 それが、200文字で綺麗に終わるのが本当にすごいと思いました。 ありがとうございました…
[一言] まさかこんなに早いとは…… そしてまさか200文字に仕上げてくるとは…… さらにまさか恋愛ハッピーエンドに仕立てるとは…… 色々感服ですw
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