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妖精物語(ふたつの世界)  作者: ぺるしゃ
春の章
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春の章その3:わたくしとうたたね


==============================================


「魔法なんて大嫌い!」


「よしよし。いいこいいこ。

 どうしたの?」


「・・・魔法が失敗するたびに

 みんな、わたくしを怒るから。」


「怒るから嫌い?」


「・・・魔法が嫌い!」


「じゃあ、私のお菓子の魔法も

 レシラ様は嫌い?」


「・・・それはすき。」


「よかった!」


「お菓子と魔法と、どっちが好き?」


「・・・お菓子がいい。」


「じゃあ、お菓子を作りましょう!」


「だから、わたくしは、そんな魔法使えないの。」


「あはは。お菓子を作るのには

 実は魔法なんかいらないんですよ!」


「えっ。でも、みんな魔法で

 お菓子を作ってるよ。」


「それが最近のはやりですからね!

 でも、レシラ様も一緒につくってみましょう?

 楽しいですよ!」


「・・・うん、教えて!」


==============================================


レシラ「・・・あれ。ずいぶんと懐かしい夢を。

    どうしてでしょう。」


課題がはじまって、ほんの少しだというのに。

昔のことが恋しくなったのか。


ふふ、お菓子作り、楽しかったな。


・・・いえ、いまは課題の最中。

舞さまを幸せにしなくては。


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