世界 種族
初めて設定作り込んで書いた小説なので、せっかくなので設定資料作成いたしました。
また設定が煩わしく感じる方もいると思うので、本編と分けることにしました。
設定好きの方には楽しんでもらえると思います。
あらすじににも書いていますが、
第3章までのネタバレを含むため、本編読んだ後見ることをお勧めします。
この世界には魔物、モンスターと呼ばれる生き物は存在しない。なぜならかつての英雄達が滅ぼしてしまったからだ。
亜人種もほぼ存在しない。
滅亡寸前である。
エルフはルーンさんが最後の一人。
ドワーフもクミースさんの師匠?以外には他数人しかいないそうだ。
○エルフの絶滅原因
ルーンさん曰わく、感染症で滅んでしまったそうだ。
ルーンさんは自在に体の組成を組み替える魔術を開発し、新たな種族ヴァンパイアとなり難を逃れたらしい。
ヴァンパイアは自ら魔力を生み出すことができないが他人の魔力を吸収する事ができる。
一番効率がいいのは噛みつくことらしいが、相手を魔術的に感染させヴァンパイアにしてしまうこともあるらしい。
○ドワーフの減少原因
文献によると、生殖能力の低下とのこと。
彼らは地下から、地上に出てきた際に、普通の人間に恋をしてしまったらしい。
同種同士でしか繁殖できないのに、同じドワーフに恋することができなくなり、数を減らしてしまったそうだ。
ニルナ様の『聖剣』『魔杖』僕の『魔筆』『魔布』も含め、現存する高度な魔導具のほとんどはドワーフ作製のもの。
一系統だけでも10年以上、極めるのに、百年以上かかるとのことで、今後増えることはないと思われる。
○異界について
・冥界
この世界で死んだ者が向かう転生先である。
未練がなくなれば、さらに違う世界に転生すると言われている。
・竜界
文字通り、ドラゴン達が住んでいる世界。
古代書に書かれているように、昔はこの世界とよくつながっていたため迷い込んだドラゴンがいたそうだ。
旧サンライズには200年前リヴァイアサンと呼ばれる竜種が出現し、ソウ様が討伐したとのこと。
・悪魔界
悪魔が住んでいる世界。
人間から寿命をいただく代わりに、魔術によって、人々の願いを叶えると言われている。
〇死人について
冥界の扉が開いている状態で、死者蘇生の魔法陣を書き、その上に、人間の体の構成成分、水、タンパク質、ミネラルなどをそろえる――要は、新鮮な動物の死体を魔法陣の上に乗せることによって、復活した人間のこと。
普通の人間と全く区別がつかないが、魔力とは違う瘴気と呼ばれる物を放つ。
〇亡者について
瘴気をエネルギーとし、冥界に行く前の魂が自身の死体で蘇ったもの。
スケルトン、ゾンビなどがこれにあたる。
前世の意思は全くなく、魔力を持つ者に襲い掛かる。
瘴気を放つ死人には引き付けられるものの、冥界の気配を持っているため襲い掛かることはない。
死人召喚者も同様に、冥界の気配を持っているため襲い掛からない。
無意識に冥界に行くことを避けていると考えられる。
〇ヴァンパイア
自らの肉体を瘴気及び魔力をエネルギーとして維持しているものを指す。
自ら魔力を生み出すことはできないため、他人から魔力を補給する必要がある。
ルーンさんが開発した。
本来の生物学的な機能はすべて停止しているため、亡者に分類されている。
魔力瘴気切れ、もしくは、魂自体が破壊されない限り死ぬことはない。
〇完全蘇生
ハデスデスサイズの攻撃を受けたものは、肉体が生きたまま、魂が切り離される。
そこに別の魂を定着することができれば、蘇生できると魔女の手記に書いてあった。
〇回復魔法
存在しないと言われているが……ここに書くのはやめておく。