第1話〜さっそくログインしてみよう〜
拙い文章なのは相も変わらず…(; ・´ω・`)
読み応えのある文章が書きたいと思う今日この頃
語彙力が欲しい(´△`)
街が夕陽の影に沈む頃
翔と歩いて帰る帰り道、これからやるゲーム
Free Job Onlineの話をしていた。
「いや〜楽しみだな〜本サービス!」
「そうだね…」
実際、結構楽しみではある。まず、人形師と言うジョブが実装されているMMOが稀、しかも、実装されているのがVRMMOと言うのだから期待しない方がおかしいと言うものだ。
「サービス開始時間は今日の8時だ。それまでに個人登録とキャラメイクしとけよ〜。」
「うん…わかった」
GEAR GLOCKは、すごく近代的でアンティーク
(自分でも何言ってるか分からないが)
のようなゴーグルみたいな機械
(名前の通り、歯車のような意匠がされている。)
で、脳に直接情報を送るため、15歳以下の装着は非推奨なのだ。そのため、年齢を確認すべくGEAR GLOCKによる脳波スキャンで機体に個人登録しないといけない。
まぁ、そこは大丈夫だろう。
その後、雑談をしつつ翔と別れ、自分の家に帰宅した。うちは父、母、僕の3人家族だ。
「ただいま…」
「おかえりなさい〜、あら〜?それどうしたの〜?」
玄関を開けてそう言うと、僕の持っている箱が気になったのかそう言ってきた。
このふわっとした人は絡繰 舞…僕の母だ。
こう見えて結構な腕の人形衣装デザイナーで僕も母に習ってよく人形の服を作っている。今では"免許皆伝ね〜"と言われた…いえい
「…翔から貰った。」
「あら〜そうなのね〜もうすぐ晩御飯だからお部屋に荷物を置いてらっしゃい〜」
「…」コク
僕は頷いてから玄関を上がり、階段を登って、自分の部屋に入って鞄とGEAR GLOCKを置いてからリビングに行った。
ガラガラガラ
僕が戸を開けると、そこに母と父が居た。
「おっ、来たな。もう料理は並んでるから座れ、早く食べよう。」
この人が僕の父、絡繰 誠だ。
性格は明るく、話しやすいのだが、それに表情がついてこずちょっと怖い感じがする人である。職業は人形作家で、普段は仕事で忙しいが、たまに近所で人形劇をしている。僕も父に習って今でも人形を作り続けている。
こちらも、免許皆伝を貰った…いえい
僕は頷きながら席に着いた。
「それじゃあ頂こうか、いただきます。」
「「いただきます…(ます〜)」」
今日の晩御飯はオムライスだ。母は料理も上手く、毎日ご飯を作ってくれて感謝しかない。でも、たまに変な虫料理が出てくるのはどうしてだろうか…?
「そういえば、この休日はどうするんだ?
父さんは仕事だが。」
父は休日でも忙しく家に帰ってくるのも稀であるため、帰ってきた日には色々話を聞いてくる。
「…翔から貰ったFree Job Onlineをやるつもり。」
「ほう、珍しいな…時音がゲームとは…いつも人形の事ばかりだったのに…」
「…職業に人形師が有るらしいから、、」
「やっぱり人形か〜って!なにっ!人形師があるのかっ!なら父さんもy…」
「あなた?」ニコリ
「あっ、いえ…なんでもありません。」
僕にはフワッフワな母だが父にはちょっと厳しい。そして、父の方も母に頭が上がらない…端的に還元すれば、尻に敷かれているとも言える。それでも、僕が居ない時は結構イチャイチャしているため、夫婦仲は良好だ。
「まぁでも、時音がゲームするっていうのは珍しいからな、思いっ切り楽しみなさい。青春は待ってはくれないからなっ!」
そうしてる間に食事は終わり父は仕事で出かけて行った。「あばよっ!」
その後、僕は母の洗い物を手伝ったり、風呂に入ったりなんだりしている内に、サービス開始30分前になっていた。
僕は自分の部屋に戻り、GEAR GLOCKをセットし自分の頭に被り、個人登録も難なく終わった。
さぁここからは未知の世界。
この先に何が待っているのか楽しみだ。
僕は目を瞑りゲーム起動のコールを唱えた。
「GEAR START」
さっそくログインするで本当にログインするだけです(; ・´ω・`)
次話はキャラメイクします…するだけでは終わらないと思います(・ⱷ・)
相変わらずモチベーションの赴くまま、更新予定は未定です。