表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幽鬼の姫は終焉に揺蕩う/~Ghost Princess~  作者: 花夏維苑
序章 『姫の目覚め』
1/69

プロローグ 『幽鬼の姫』

 


 ――幽鬼。



 それは、所謂、ゴースト、あるいは霊的なもの。



 だがこの魔法があり、魔物もいる世界では、恐怖の対象などではなくて、全く怖がられることはない。



 むしろ、弱きものの象徴として、虐げられ、迫害された。




 五百年前、とある森の奥深くへと逃げ込んだ幽鬼(ゴースト)達は、自分たちの境遇を呪いに呪い、力を求めた。



 他の生物に見つかれば面白半分に殺されていく同胞たち。



 多大な犠牲を払いながらも、幽鬼達は決して諦めることは無かった。




 ありとあらゆる呪いと、負の感情、長年の執念、それら全部をまとめても壊れることのない器に――、




 一つの魂。




 ――今、世界に幽鬼の力を認めさせるため、人目につかぬよう集めたそれらから、『幽鬼の姫(ゴーストプリンセス)』は誕生する。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ