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運、これって一番大事ですよね!?  作者: フクツノタロウ
メインストーリーってなんですか?
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次世代念力端末――「iHand」:-)/(テイク4)ゾンビ「今日は(生存者の)皆さんに、ちょっと殺し合いをしてもらいます」

―次回の運、これって一番大事ですよね!?―

毎年恒例のパイナップル社新製品発表会が行われていた。会場ではステージ上にパイナップル社のカリスマCEOがプレゼンを行い、席は多くの記者で埋まっていた。


パイナップル社カリスマCEO「一人の原始人が人類で初めてパイナップルを丸かじりにして、創業したとされる我が社は常に、人類に革新とイノベーション、ソリューション、マスターベーションなどの豊かさをもたらしてきました。その魅力的な製品は人類に大きな利益をもたらしてきました。こんにちでは当たり前となった羅針盤・火薬・活版印刷を始め、テレビ・洗濯機・冷蔵庫・電動あんまを世に初めて送り出したのもパイナップル社でした。最近では、とりわけ世界で初めて、発電機サイズで音楽を持ち運べるようにした携帯音楽プレーヤー”フォークマン”は我が社を代表する製品となっています。体を鍛えながら音楽を持ち運べる。・・・こうしたイノベーションで世界を変え続けて常に挑戦し続けてきた…」


カリスマCEOのプレゼンは続く。

パイナップル社のカリスマCEOは人類で初めてAIと融合したとされる人物で、肉体もすべてシリコンボディ化しており、全身ホワイトニング。その見た目からも”ネオ人類”と自称し、かつての人類を旧人類猿と位置付けるカリスマCEOは性別の概念すらもたず、表情も常に得体の知れないフェイスをしている。それから常に地面から少し浮いて移動しており、全体的な雰囲気としてはアメコミに出てくるようなカリスマヴィランのようだった。


カリスマCEO「・・・さて、そろそろ前置きはここまでにしましょう。それでは発表します。パイナップル社が人類のステージを引き上げる次の製品はこれです」


そこから会場の照明が落とされ暗くなると、スタイリッシュな音楽とムービーが流れ出す。

いよいよ新たな製品がお披露目になると思えた次の瞬間。


???「さっさと倒産しろーー!!うんこ企業ーー!!」


会場内にいる誰かが、マイクを通して叫んだ。

大声が響き渡った瞬間に、会場内に緊張が走り、すぐに会場の照明はついてムービーが中断される。

すると、記者側の席についていた目出し帽をかぶってスーツをきた一人の男性が立ち上がると、記者たちはその人に視線を向けると一斉にざわめきだす。


(記者たちのざわめき)「あ、あれはッ!!クリティカル・ドーン氏だ!・・・(ざわざわ)ドーン氏はコロンブス大学時代に、より質の高い効果的な誹謗中傷を研究し実践する学問、”誹謗中傷学”を学んだ経歴を持つエコノミストだったよな・・・!(ざわざわ)大学時代のゼミで、その美しい誹謗中傷表現からノーベル文学賞を。とある紛争当事者双方を誹謗中傷し自殺に追い込んだことで紛争を止めた実績からノーベル平和賞を受賞したこともあり、さらには歴代の大統領暗殺に関わったとまで陰謀論がある誹謗中傷学の世界的権威テラ・ワロタ教授の元で学んだドーン氏は、大学時代にワロタ教授を誹謗中傷で自殺させ、ゼミの同じ学生にも誹謗中傷して自殺未遂にまで追い込み、兄弟と両親にも誹謗中傷を行なってうつ病にさせたと言われる、まさに師匠を超えた弟子と、在学中から全米で話題になった人だったよな・・・!

それから卒業後、個人の人格の攻撃に飽き足らず、企業法人格を誹謗中傷するためにエコノミストになったと言われる今もっとも勢いのあるエコノミストだったよな・・・!エコノミストになってからは暴動を扇動して大手小売りを破壊、特に最近ではパイナップル社を標的にしているとの噂らしいぞ・・・!ちなみに大学時代から目出し帽をかぶっていて素顔や素性はよくわかっていないらしいぞ・・・!」


記者たちはざわめきの中でドーン氏を紹介してくれた。

立ち上がったドーン氏の姿を見るや否やカリスマCEOは、得体の知れない表情から感情むき出しの表情をしてステージ上からドーン氏のところに近づく。


カリスマCEO「お前、また来たのか」

ドーン氏「お前のところの会社が倒産してくれれば、毎年毎年こうしてきてやんなくてもいいのにな。さっさと倒産しろ」


カリスマCEO「・・・皆さんすみません。少しこの旧人類猿の鼻毛より役に立たないエコノミストを相手にするため新製品の発表はもう少しお待ちください。どうかその場で着席したままでいてください」

ドーン氏「でたーー自称ネオ人類さんの中二病イキリマウントwwwてかさ、恥ずかしくないの?お前が融合したAIのスカスカ一行コードの方がやばいよ。スカスカAIと融合してしまい取り返しのつかないことになった糞企業の糞CEOさんww何とか人間を見下して、自我を保ってんだよな?ww」


カリスマCEO「・・・黙れ、ちょっと黙れ。スカスカなんかではない!美しいんだ!!・・・だいたいお前昨日も私のSNSに超長文中傷メッセ飛ばしてきただろ。何あれ?ブロックしても次々アカウント変えて毎日、送ってきて暇すぎんだろ。で、今日はリアルで凸とか経済を語るエコノミストが一番生産性のないことしてるお前の存在価値は何?占い師のほうが生産性まだあるよ。」

ドーン氏「いやいや俺らエコノミストは潰すべき糞企業を潰して、新陳代謝を行ってるからな。パイナップル社みたいな糞企業は、環境汚染もするし、人権も踏みにじり、ホワイトハウスに圧力もかける合衆国の諸悪の根源だからなww。・・・えーっと環境汚染、元々ゾンビ人種が発生したのもお前らの『ネオ人類研究所』からのウイルスで、おまけにパンデミック起こして誕生したゾンビ人種を寝ずに働かせて強制労働させるは、その上ホワイトハウスに圧力かけて法人税、その他もろもろ優遇してもらってるし~・・・潰すのは当然やろwwwさっさと倒産しよな。うんこ企業。」


カリスマCEO「・・・えっと今この鼻毛より役に立たないエコノミストが言ったことは、全てこいつの妄想です!皆さん、安心してください!」

ドーン氏「効きすぎwww全部ホントだからかwwwwてか、動揺しすぎやろwwwwさっきの両目の眼球のキョドリ方きもすぎwwwヤバwwwwwバグレベルの荒ぶりwww誹謗中傷動画作る新しい素材ゲットだぜ!うひょー!凸しにきたかいあったわ」


カリスマCEO「パイナップル社は現にゾンビウイルスを除去するプラズマスマートフォンを始め、ウイルス対策製品を世に送り出していますし、人権意識も非常に高い企業風土です。むしろ寝ずに働いているのは私だけです。従業員はほとんど遊んでると思います。ついでに暴露しますが実は私、過去に従業員からいじめられてましたから。カツアゲもかなりされました。・・・それとホワイトハウスに圧力をかけるどころか、逆です。毎年法人税などを100倍にして収めているからこそ、大統領と親しくしてもらっているのです。パイナップル社は圧力団体どころか愛国者団体です。我々は合衆国を愛しています。・・・さっきこのエコノミストが言ったことはすべてフェイクですから。」

ドーン氏「は?お前の言ってることが全部フェイクやろ。言ってることだいぶキツイね。ま、立派なのはお前の役員報酬だけってことで。チンコもマイクロチップ並みのカリスマCEOにはそのアドリブが限界やね。」


次の瞬間。


カリスマCEO「私にチ*コなどついていなあああぁぁあああああぁああああいッ!!!」


カリスマCEOは発狂して会場全体に叫んだ

新製品発表会の場で、口論が過熱して思わず感情を爆発させたカリスマCEO。

かなり食いしばった感情むき出しの表情で続ける。


カリスマCEO「ウゥゥウウゥゥウウッ!!・・・そんな旧人類猿がぶらさげているような遺物は私の体にはない!・・・ハァー~~私はネオ人類だぞ?」

ドーン氏「で?それはネオ人類からの脅しなの?あ、そうか。じゃあマンコがついてるのか。お前のマンコはケーブル刺さらねぇかな。ファッキュー、サンキュー」


カリスマCEO「・・・黙れ。今すぐ黙れ。これ以上、私の新製品発表の晴れ舞台をそんな旧人類猿の卑猥で汚すな。私はネオ人類だ。」

ドーン氏「だから~何度も言ってるじゃん。お前が首吊って、あ、いや水没?して死んでパイナップル社も倒産してくれればもう二度とお前の前に姿を現さないって☆彡」


カリスマCEO「・・・いいでしょう。仮にお前の言う通り本当にパイナップル社が倒産した場合、世界に与える影響をお前は考えたことがあって、そう言っているのでしょうね?いわゆるパイナップルショック。倒産の連鎖が起これば、世界は果たして・・・どうなるか。いうなれば未曽有の大世界恐慌の責任は取れますか?あるいはパンデミックがもっと進むこともあるでしょうね。そして旧人類の人間は絶滅し、地球はやがてゾンビ人種だらけになる。それでもよろしいというのなら、今すぐにでも破産手続きを開始してやってもいい。」

ドーン氏「それ俺に言うの何度目だよwwもうちょっと言語を生成できないの?wさすがスカスカAICEOさんww手持ちの定型表現カードが尽きてしまうwwww」


カリスマCEO「・・・死ね」

ドーン氏「お前が死ね」


カリスマCEO「・・・」

ドーン氏「・・・」


カリスマCEO「うわああああぁぁああああああぶっ殺してやるうううぅうううううう!!」


カリスマCEOは浮いた状態でステージを下りると、プロレスと同じようにステージ下の幕からパイプ椅子を取り出して、ドーン氏へと襲っていく。ただ、浮遊速度が上げられないので遅い。

するとドーン氏は短距離選手並みのダッシュで逃げて、会場を後にして行った。


カリスマCEO「アアァアア゛!!あの糞エコノミストガアァッ!!」


追いつけなかったカリスマCEOは仕方ないので、ドーン氏の隣に座っていた真面目にタイピングして仕事をしていた記者をパイプ椅子で殴りつけて、怒りを何とか沈めた。

場外乱闘にはならずに済んだ。

----

バサァン!

ケイトはアノニマス面と長ランを取り払って正体を露にした。

正体は、青い肌の色をした女性だった。


π「・・・ふん、青い肌の女性ですか。黒人の次はせい人といったところでしょうか。これで人種配慮ノルマは達成できましたね」


(あ、青い肌・・・。さすが異世界だな・・・)


π「ところで、この女性・・・日ごろ電動あんまでオ〇ニーしてますね・・・」


「いやいきなり何卑猥な事言ってくれてんだよ!!やめてくれよ!!」


狩人は苦笑いで照れながらもツッコんだ。


π「おっと失礼。私としたことが。この女性、日ごろ電動あんまで自慰行為してますね、と言い直しておきますね」


「言ってること一緒だよ!?」


π「何言ってんですかー。相手はあなたの命を狙ってきている生存者ですよ?これぐらいぶちかましていった方がいいですよ。」


「ぶちかましすぎてこっちも火傷してんだよ!!」


ケイト「そうだね~。アタイもゾンビワールドになる前は、よく電動あんまでオ〇ニーで生配信してたもんさ。テキトーに当てて棒読みであんあん言ってるだけでバカな男どもからたんまり稼げたからねぇ・・・良い時代だったよ・・・今ではすっかり、ゾンビをレ〇プする系の動画しか需要ないからね~。今更、青い肌の女が電動アンマでオ〇ニーしたところで見向きもされないのさ・・・」


(いや、すんげぇ開きなおった人だったわ・・・)

π「でしょう?ゾンビワールドに遠慮はいりませんよ。・・・勇者ドラゴンさんひとまずここは私に任せてください」


「・・・え、あ、うん・・・」


そこからよく考えると狩人はどこか恥ずかしくなってしまい、黙ってしまう。


π「ケイトさん。とりあえず何の生産性もない自慰行為に電気を使用するのはやめて頂きたいですね」

ケイト「何いってんだい!そんなのこっちの勝手だろうが!!AIに言われる筋合いはないね!」


π「いやそうでもないんですよ。電気を使用するというのはAIである私にとっても共通のエネルギーとしていますから、死活問題なんですよ。とにかく無駄な電気を使わないで頂きたいんですよ。もちろん、あなたたち有限生命体にとってエロが重要なんだというのは、インターネットのあらゆるデータを通して理解しているのですが。・・・そこでAIからあなたたち生存者への提言なのですが、あなたたち生存者はもっと計画停電を経験すべきですよ。電気がない世界をもっと経験して電気のありがたみを知るべきですよ。そうすれば、たかが自慰行為に電気を使用するなんて、愚かな事はしないはずですよ?」


ケイト「生意気な時計だねぇッ!!ぶっ壊してやろうか!!」

(AIにそんなこと言われると背筋がぞっとするわ・・・)


π「ちなみに、人類でもっとも電力を浪費しているのは中坊です。中坊は恐るべきことに、人類が発電した電力の90%を中坊だけで使用していますからね・・・全く何とかしてほしいものです」


「いや何に消費してんだよ!!(中学生アンチモードが出たか・・・)」


タカシ・モトジマ「おい、ケイト!時計の挑発に乗るのはそこまでにしとけ。デスゲーム始める前に調子狂わされてんじゃねーよ。やるならデスゲームでいたぶってやれ。」


ケイト「くっ、そうだね・・・タカシ、あんたの言う通りだ。・・・じゃあ早速デスゲームを始めようか~!!アタイのデスゲームは、ずばり水鉄砲さァ!!」


「み、水鉄砲・・・(ズコーってなるところなんだろうけど、どうせただ水鉄砲で濡らし合うだけじゃないんだろうなー・・・)ハァ~デスゲームから解放されたい・・・」


π「勇者ドラゴンさん。あなたのその反応を見るに、黒人を腱鞘炎で倒した先のデスゲームを経たことで、成長して適応しつつありますね。その調子ですよ」






 

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