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僕の名前はトミーディセンバー6「さ行」

作者: MAZI(2nd)

申し遅れた。僕の名前はトミー。(℃°)

トミーディセンバー6だ。


僕は新年を迎えて「ハッ」とした。ただハッとしただけだ。


最新の家電が出たらしく、新年のセールにみんなが集まっている。

僕らの手は素早く「サッ」と動いた。つまり皆が商品にサットーしたのだ。

この日の目玉商品は腰につけるだけでダイエットになるブルブル震える家電だった。


次の瞬間後ろから熟女の殺気を感じた。僕はセールの勢いに生き残るために、気配を潜め「シッ」とした。つまりシット、座ったのだ。


僕の真上を熟女の手が通り商品の入ったコーナーを貪る。一方私は座りながらにして、生き残ってこの戦いにまだ挑戦できることへの感謝で想いが溢れた。。

祈りのポーズをするため、両腕を「スッ」と出し「ありがとう」といった。僕はみるみる痩せたのだった、つまりスットした。


セールのプレッシャーと感謝の祈りで自らの肉体を極限までスリムにすることに成功したトミーはそれでもダイエット家電を一つ掴んでレジに並び、「セッ」とだす。お金を所定のトレーにセットしたのだった。


トミーは商品を購入できることへの喜びのあまり興奮してレジ袋を追加で100枚ほどこうにゅうしている。このキチガイに対して店員はお釣りを「ソッ」と渡した。


今日のトミーはこのままそっとしておこう。

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