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君のために僕は詠う―13―

君のために僕は詠う―13―




『―――ケイ、あそこにいる鹿が見えるか?』

『―――はい』

『…よし。それでは、あの一番角の大きい鹿を撃ちなさい』

『はい』

 僕は銃の引き金を引いた。その鹿は砂埃を巻き上げながら倒れた。

『…良くやった、ケイ。では、これからが本番だ』

 そう言うと黒装束の男は、僕をまた違う場所に連れて行った。

 僕は大きいビルの屋上に連れて行かれた。黒装束の男が、向かいのビルを指差して言った。

『ケイ、あのビルの26階の右から3番目の部屋にいる人間が見えるか?』

『…はい』

『よし。では、あの人間を撃ちなさい』

 僕はしばらく黙った。

『―――ケイ。余計な事は考えなくていい。早く撃ちなさい』

 僕はその男の“声”に少しイラついた。その男はそれを感じたのか、僕の前に膝をついた。

『―――ケイ、何も心配はいらない。あの男は“こうなる運命”なのだから』

 僕はその男の顔を見つめた。サングラスのせいで男の表情はあまり分からなかった……が、その男が嘘をついていない事は確かだった。

『…僕があの男を殺すのも?それも僕の運命?』

 男はしばらく黙っていた。そして軽く息を吐き

『そうだ』と言った。

 そして僕は、あの男を撃った。あの男はその場に突っ伏し、その周りにたくさんの男達が集まっていた。

『上出来だ、ケイ。これであの方に会える』

 その男の口元が薄らと笑っていた。






 僕は生まれた時から<ここ>にいた。そして生まれた時からこの黒装束の男達が僕のそばにいた。僕はこの男達に、“意味の無い事”をやらされていた。『覚えろ』と言われれば覚え、『走れ』と言われれば走り、『撃て』と言われれば撃つ―――そんな“意味の無い事”。この男達にとっては“意味のある事”みたいだったけど…僕は大して興味は無かった。

 僕はこの<場所>が嫌いだった。この黒装束の男達が嫌いだった。サングラスを掛けた男と、変な色の“眼”をした気持ち悪い“声”の男が特に嫌いだった。

 とにかく、早く<ここ>を出たかった。

 ただ、<ここ>を出てそれからどうしたいか全く考えていなかった……全く分からなかった。だから、仕方無く<ここ>にいた。



 そんなある日、僕の前に白髪の男が立っていた。

 その男は哀れみの目で僕を見つめていた。白髪の男は僕の前に座り、僕の頭を撫でた。

『お前が…お前がケイか…大きくなったな…』

 白髪の男は僕を抱きしめた。泣いているようだった。

『―――本条教授、忘れないで下さい。期限は1か月です』

 黒装束の男が白髪の男に言った。

『あぁ…分かっている…1か月後にここに連れて来る』

 白髪の男は僕の手を引いて、部屋を出ようとした。

『―――本条教授。屋敷までお送り致します』

『…いや、結構だ。屋敷には息子がいる』

『今、外はひどい雨です。屋敷の手前までお送り致しましょう』



 僕とその白髪の男は車に乗った。

 車はしばらく走って停まった。

 僕と白髪の男は車を降り、雨の中歩いた。しばらく歩いて、白髪の男が立ち止った。動かず、一点を見つめていた。

 僕は分かっていた。その白髪の男が僕をすぐそこにある<屋敷>に連れて行こうかまだ迷っている事を――――。

 僕は白髪の男の手を引っ張って言った。

『―――戻ってもいいよ』

 僕の言葉に、白髪の男は驚いたように目を丸くした。そしてフッと笑った。

『いや…行こう、ケイ。あれが私の屋敷だ』

 白髪の男は僕の手を引いて歩き出した。


 <屋敷>に入り、まず耳にしたのは肥えたおばさんの甲高い叫び声だった。

『坊ちゃん!有治坊ちゃん!!』

 すぐ2階から“有治坊ちゃん”が下りて来た。

『…父さん…』そう言いながら、その“有治坊ちゃん”は僕を見つめた。

 その“有治坊ちゃん”の瞳からは“僕に対する哀れみ”ではなく、力強い“何か”を感じた。





 白髪のおじいちゃんは僕によくこう言った。

『…ここはお前の家だ。有治はお前の兄だ。何も心配しなくていい』

 でも僕は疑問を感じていた。1か月後にはまた僕は<あそこ>に戻されるのに―――何で本気でそんな事を言うのか分らなかった。



 1か月間、おじいちゃんは僕に色々な事を教えてくれた。その中には僕がどうやって誕生したのかまで説明してくれた。おじいちゃんの話はなかなか面白かった。<あそこ>で毎日聞かされた言葉より、うんっと楽しかった。

 ただ…たまに見せる、おじいちゃんの“僕に対する哀れみ”の目が嫌いだった。

 もう1つ嫌いなモノがあった。

 それは肥えたおばさんが作る料理だった。<あそこ>にいた時から食べる事が嫌いだった。それなのに――――このおばさんはいつも無理に僕に自分の作ったモノを食べさせようとした。




 その日、おじいちゃんは朝からいなかった。有治兄さんは少し慌てていた。

 僕は静かにおじいちゃんから貰った本を読んでいた。僕はおじいちゃんが<あそこ>へ行った事は分かっていた。――――そして、僕も行かないといけない事もなんとなく分かっていた。



―――時が来た。 僕はそう感じて<屋敷>を出て、<あそこ>に向かった。

 僕は建物の中に入り、黒装束の男達とおじいちゃんの声がする部屋を見付けた。

 僕が部屋のドアを開けようとした時、目の前でおじいちゃんが拳銃で撃たれた。おじいちゃんはゆっくり倒れながら僕を見た。そのおじいちゃんの瞳からおじいちゃんの“意志”が伝わってきた。


 僕はおじいちゃんの“意志”通り、黒装束の男達を片付け、建物に火を点けた。火はみるみる大きく燃え上がっていった。

 僕は倒れていたおじいちゃんに近寄った。

『―――これでいいの?おじいちゃん…』

 僕の言葉におじいちゃんは小さく頷き、微笑んだ。そしてそのまま動かなくなった。

 僕はしばらく動かなくなったおじいちゃんを見つめていた。





 それから僕は<屋敷>へ戻った。有治兄さんはかなり心配していたようだった。

 その日から僕の周りは騒がしくなった。毎日<屋敷>の周りには人がたくさんいて、僕も有治兄さんも外に出られなくなった。有治兄さんは僕に本を読んでくれた。僕も有治兄さんに本を読んでやった。有治兄さんは嬉しそうに聞いてくれた。

 有治兄さんもたまに僕を哀れんでいるようだった。ただ、その哀れみよりも遙かに強い意志も感じていた。

 ―――僕は、とりあえずここにいようと決めた。





 しばらくして、僕は学校という所に通い出した。有治兄さんの頼みじゃなかったら絶対こんなトコ来ないよ!と、思うくらい学校はつまらなかった。

 特にウザかったのは、女達。中学に入ったらさらにウザかった。僕に話し掛ける時のあのくねくねとした仕草と甲高い声が気持ち悪かった。しかもしつこかった。考えている事もくだらない事ばかりで…女の考えている事が分からないように、僕は神経を“分散”させていた。

 それに体調もかなり悪かった。毎日定期的に襲ってくる頭痛と吐き気と身体の痛みに悩まされた。有治兄さんに心配掛けたくなくて、嘘を吐く事もあった。

 ただ、身体を動かしたら少しその痛みが和らいだので、僕はほぼ毎日走った。無心に走っているとどこまで来たか分からなくなり、通行人に道を尋ねた事

もあった。

 

 

 あの日も無心に走っていた。

 途中、今までにないくらいの頭痛に襲われ、僕は堪らずその場にしゃがみ込んだ。しばらく動けず、夜空を見上げた。一面の星空を僕はかすみ始めた目をこすりながら見つめていた。


 ―――――どこからか人の声がした。女の声だった。でも不思議と嫌な声ではなかった。僕はその声のする建物の中に入った。耳を澄ませるとその声にはメロディが付いている事に気付いた。僕はその声が聞こえる部屋を覗いた。

 そこは台所だった。ガスコンロの前に小さい女が背中を向けて立っていた。その女は鼻歌を歌いながら料理を作っていた。

 僕は―――――気付いたらその女の真後ろに立っていた。女は振り向き、僕に驚き後ろに倒れそうになった。僕は慌てて女の手を引いた。

 女は大きく息を吐き『あぁ、びっくりした…』と言いながら僕を見た。

『…ありがとう』その人はそう言うと微笑んだ。僕はその人の雰囲気に包まれそうになった。僕の心臓がドクンと強く動いた。

 その人は『どこから入ったの?』とか色々聞いてきたけど…僕は顔を上げられなかった。少し沈黙があって―――――僕のお腹がグゥーと鳴った。

『なんだ、お腹空いてるの?』その人は笑顔で言った。ピーという音がした後『グットタイミングね!シチュー食べる?』その人の言葉に僕は…頷いていた。


 その人は微笑みながら僕の食べる姿を見つめていた。僕は恥ずかしくてうつむいたままご飯を頬張った。

 僕はとても心地よい気持ちになっていた。その人の考えている事は、何故か分からなかった。ただ――――その人の周りには温かい空気が流れているようだった。


 僕は頭痛の事なんかキレイに忘れていた。



 それから走るコースは決まった。毎日その人に会いに行った。…とは言っても声を掛ける事なんか出来ず、遠くで見つめていた。


 ある日、そこにその人の姿がなくなっていた。僕は愕然とした。

 ありとあらゆる方法でその人の事を調べた。


――――松田アキ…アキ…。

 

 僕は有治兄さんに相談した。兄さんは微笑んだ。

『その人にその時のお礼をしないとな…』

 僕は有治兄さんの言葉が嬉しくて仕方無かった。

 本当ならすぐにでも会いに行きたかったんだけど…もう少し背が伸びたら行こうと決めて、必死で牛乳とか飲んだ。(兄さんが長身だったから…)



 高校生になり、やっとアキに会いに行った。

 その時の感動は今も覚えている。

 アキはあの時と何も変わらず――――そう、あの時のままで、あの温かい瞳で僕を見てくれた。


 それは、今も変わらない――――。

 アキは今も僕を温かいオーラで包み込んでくれる。

 


 アキ…アキ…

 

 僕は…いつまでも君のオーラに包まれていたいんだよ――――









「――――何?ケイ君?」アキは頬を赤くして言った。「私の顔に何か付いてる?」

「ううんっ…何でもない」ケイは微笑んだ。


「――――ただいま」

「おかえり、兄さん。遅かったね」

「うん…講演会の準備がなかなか進まなくてね」

 本条は軽くため息を吐いた。

 ネクタイを緩め、居間のソファに腰を下ろした。

「先生、夕飯は?」

「今日は済ませて来たよ。…アキちゃん、今少し話せる?」

「え?…はい、大丈夫ですけど…何か?」アキは本条からコートを受け取り、ハンガーに掛けた。

「――――この間、家に来た谷口教授覚えてる?」

「……はい。あのすごい甘いモノ好きの先生ですよね?」アキは笑顔で答えた。

「谷口教授の奥さんがカフェレストラン経営しててね、アキちゃんにぜひ手伝ってほしいそうなんだ」

「…え?」本条の言葉にアキは驚いた。

「家に来た時、谷口教授に手作りケーキ出しただろ?教授がそのケーキ随分気に入ってね。奥さんのお店で出したいそうだよ」

「えぇ!?私のケーキをですか?」アキはあまりに突然の話に戸惑いを隠せなかった。「…無理ですよ…私プロじゃないし…」

「アキちゃん、お菓子作りの勉強したがってただろ?奥さんの下で勉強したらいいんじゃないかな?奥さんはプロのパティシエだよ」

 アキは嬉しさの余り、言葉を詰まらせた。

「ほっ本当に…?…」

 瞳をキラキラさせながら言うアキを見て、本条は微笑んだ。

「谷口教授が懇願してるんだよ。…ただ、食堂の仕事は辞めないといけなくなるよ。家の仕事と両立してもらわないといけなくなるけど…大丈夫かな?」

「だっ駄目だよ!アキが忙しくなる!」ケイは身を乗り出して言った。

「大丈夫です!私やります!やらせて下さい!」

 アキは頬を紅潮させて言った。ケイは寂しそうにアキを見つめた。

「よし!そしたら早速教授に連絡するからね。教授の奥さんと話し合って、会社の方に話せばいいね」本条は笑顔で言った。

「はい!」アキは元気に返事をした。






「―――アキ…大丈夫かなぁ…」ケイは不安そうに呟いた。

「アキちゃんならちゃんと両立できるだろう」

 本条は自分の部屋でパソコンのキーボードを叩きながら言った。

「だって…きっとその店繁盛するよ。そしたらアキすごく忙しくなって…家にも帰れなくなって…」

「お前はアキちゃんが自分から離れる事を心配してるのか?」

 本条は呆れ顔で言った。

「だって…」ケイは口を尖らせた。

「大丈夫だよ。家政婦業に支障が出ないように勤務時間組んで下さいって谷口教授にはお願いしてあるから」

「本当に大丈夫かなぁ…」そう言いながら、ケイは本条の机の上の書類に目を通した。

「そんな事より!ケイ、大学どうするんだ?担任が研究所まで来たんだよ。さっさと決めろよ」

「…別に行きたいトコないし…」

「そしたら、学校が推薦したがってる大学にしたらいいじゃないか?」

「…大学行かずに働こうかな…そのカフェでもいいね」

「…ケイ…自分の事だろ?ちゃんと考えろ」

「…大学行って何するの?」

 ケイの言葉に、本条は少し考えた。

「―――何か少しでも興味ある事ないのか?」

 本条の言葉に、ケイも少し考えた。

「…ない事もないけど…まだよく分からないんだ…」

―――ケイが分からないんなら、誰も分からないな…。 と、本条は思った。

「まさか、おじさんの仕事ずっと手伝うワケじゃないだろうな?」

「あぁ、昌男おじさんは大学出て警察官になれって言ってた。ならないけど…」

 本条はパソコンから目を離し、目頭を指で押さえた。

「お前には人にはない才能があるんだから、それを活かすためにも大学に行って色々学んでもいいんじゃないか?」

 ケイはしばらく黙って「そうだね…」と、言った。

「明日、担任に話すよ」ケイは背伸びをしながら立ち上がった。

「おやすみ…」

「あぁ…おやすみ」

 ケイは本条の部屋を出て行った。

 本条は≪やれやれ…≫とため息を吐いた。

―――ケイが選ぶ未来で、1つの国の未来も大きく変わるかもしれないな…。






「―――調理師の免許持ってるのね、アキちゃん」谷口教授の妻、純子は笑顔で言った。「会社の方は大丈夫?」

「はい、一応辞める時は1か月前に言わないといけないんです」

 アキは申し訳なさそうに言った。

 アキは午後3時ぐらいに純子が経営する店を訪ねた。『その時間帯ならゆっくり話せるから』と言う純子の言葉通り、店内には客がいなかった。

「それは仕方無いわ。会社の規則に従わないとね。そしたら…来月の…16日からなら大丈夫ね。どう?」

「はい!大丈夫です!」

「良かった。じゃぁ、16日からお願いします。シフトだけど…アキちゃん本条先生のお宅で家政婦やってるんでしょ?夕方には帰して下さいって言われてるんだけど、まだ早く帰らなくていいの?」

 純子は心配そうに尋ねた。

「はい…あの…すいません、こちらの都合に合わせて頂いて…」

「それはいいのよ!こっちが無理に頼んでるんだから!何時ぐらいまで大丈夫?」

 

 アキは純子と1時間ほど打ち合わせをしてから、純子の店を後にした。

 アキは胸の高鳴りを感じながら、バス停までの道のりを急いだ。




「―――― いやぁ〜T大学の学長も君にはとても期待してるんだよ!本条君!君は我が校で一番優秀な生徒だからね!私も君のような学生を推薦出来て鼻が高いよ!」

 R高校の校長は大声で笑った。

 ケイはうんざりした顔で校長を見ていた。




「―――なぁ!本条!お前、T大学に推薦決まったんだろ?いいよなぁ〜俺らはこれからが正念場なのにさぁ…」

「頭いい奴はいいよな〜」

「センター受けんの?大学決まったんだし、時間あるだろ?勉強教えてくれない?頼むよ!」

 ケイは鞄に教科書を入れ、無言で席を立った。ケイの周りに集まっていた男子学生数人は顔を見合わせた。

「なっなんだよ!その態度!何様だよ!本条!」

 そう言った男子学生をケイは睨んだ。教室は静まり返り、生徒達は息を呑んだ。ケイは黙って教室を出て行った。


「な…何なんだよ…あいつ…」

「関口君達があんな事言うからでしょ!」

「そうよ!本条君に勉強教わろうなんて100年早いのよ!」

「すぐこれだよ!女子はすぐ本条の味方してさ!全然相手にされてないくせによ!偉そうな事言うなよ!」

「なんですって!」

 男子学生達と女子学生達はしばらくの間、睨み合った。






「えぇぇ!!辞めちゃうの!?アキちゃん!!」

 食堂いっぱいに響く声で、加茂夕貴が叫んだ。

「ヤダわぁ〜寂しくなるじゃない…」

「でも…良かったわね!アキちゃん、お菓子作り得意だもんね!」

 食堂の厨房の奥では、アキと夕貴とおばさん達がお茶を飲みながら休憩を取っていた。

「その仕事、職安で見付けたの?」おばさんの1人が訊いた。

「いえ…知り合いの紹介で…」

「知り合いって、本条先生?」そう言った夕貴をアキは睨んだ。

「その店の場所教えてよ!みんなで行くわ!!」

「本当ですか!?ありがとうございます!!」アキは嬉しそうに言った。

「…でも…何か納得いかないわ…」もう1人のおばさんが眉をひそめて言った。

「何よ!あんた!また人のめでたい話にケチ付ける気?」

「…だって…今までアキちゃんのケーキ、タダで食べてたのに…これからはお金払わないといけないの?」

 みんな、呆れ顔でそう言ったおばさんを見つめた。

「…だって!そうでしょ!タダほど安い物は無いんだから!!…ねぇ?」





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