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東方月陽向  作者: 趙餡
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永遠亭ルート

鈴仙「………私の勝ちのようね」


小町「そ、そんな…………クビ………あたいクビか……………」


天子「これだけいて一人勝ち!?あんた何かしたでしょ!!」


鈴仙「私は何もしてないわ?

運が良かっただけよ

じゃあね 」


月魅「れ、鈴仙待ってください」


陽鬼「あ!二人とも待ってよ!!」


黒音「わ、妾を置いていくな!!」






こいし「…………あれ?あんな子さっきいた?」


咲夜「あなたが見てないところで新しく入った子よ

吸血鬼のね」


こいし「へぇ、とりあえず私は帰るね」


ナズーリン「駄目だったか………まぁ、また会った時にお礼でもするとしようか」


天子「もう!隙あらば奪ってやる!!」


小町「クビかぁ……………」


寅丸「あの…………もし行く宛がないのでしたらウチに来ませんか?」


小町「あたい死神だから……………あんたのところの寺はしょうに合わない…………………」






永遠亭・医務室〜


陽「…………………ん、ここは………………」


白っぽい天井にまるで病院に備え付けられてあるかのようなベッド

そして、周りの風景を遮る様に広げられたカーテン

そしてーーー


輝夜「すぅ…………すぅ……………」


俺をまるで抱き枕の様に抱きしめて眠ってる輝夜

間違いない、ここは永遠亭だ


輝夜「ん……………あら、起きたの?」


陽「えーっと…………とりあえずなんで俺はここで寝てて、お前に抱きつかれてるか聞いてもいいか?」


輝夜「ここにいるのは、倒れた貴方を優曇華が運んできたから

私が抱きついているのはそういう気分だったからっていうのじゃダメかしら?」


馬乗りになりながら輝夜が答える


陽「いや、ダメに決まってるだろ、早くどいてくれないか?」


輝夜「嫌よ、こうやってからかって見れるあなたの表情が見たかったんだから」


?「いい加減にして下さい」


ニコニコしていると、後ろから一発軽く輝夜を殴る人物が現れた


輝夜「あいた…………………もー、殴ることはないんじゃないのかしら?酷いわよ永琳」


永琳である

手には何枚かの紙を丸めてる物を持っていた

どうやらあれで輝夜の頭を叩いたようだ


永琳「怪我人にイタズラしないで下さい…………ごめんなさいね?後で説教しておくから」


輝夜「え

説教は止めて欲しいわ永琳」


永琳「駄目です

それに先程の事もありますし、説教です」


なんだか言い争ってるみたいだけど……………


陽「とりあえずどかしてくれないか?」


永琳「あぁ、ごめんなさいね?」


そう言い、輝夜を持ち上げて床に下ろす永琳

よく周りを見渡すとカーテンで仕切られたベッドが二つ、仕切られて無いのが反対側に3つ

俺のも含めて計6つのベッドがここにあるようだ


永琳「それじゃ、少し姫様を向こうで叱ってくるから

ここにいて頂戴ね?」


陽「わ、解った」


輝夜「ねぇ、永琳

冗談よね?何故か私を片手で持ち上げられてる事には敢えて何も言わないけれど、まさか本当に説教はしないわよね?」


その言葉に返すものは誰もなく、そのまま二人は部屋から出ていってしまった


陽「………………どうしよっかな」


寝るにしてもそこまで疲れや眠気があるわけでもなく

かと言って部屋からは出られない


陽「…………そう言えば、この二つの仕切りの中って誰がいるんだろ」


俺は俺以外のこの部屋の住人に少し興味を持った

人里の人間なら、起きてれば挨拶すればいいし、寝ていれば静かにしていよう

そんな訳で、カーテンの仕切りがあるベッドの一つの仕切りを少しだけ開いて、中を覗く


陽「誰かいますかー…………」


小声で言いながら中にいる人物を確認する


その人物は長い銀髪で、白色の服

赤色のサスペンダーのついた同じく赤色のズボンのようなものを履いていて、頭には白と赤のリボンをつけている女性


妹紅「すー………すー…………」


藤原妹紅である

どうやら、熟睡しているようだが…………服が所々破けてる事から、輝夜とまたけんかでもしたのだろうか

起こすのも悪いので、静かにカーテンを閉めて、別の仕切られたカーテン内を見る事に


陽「誰かいますかー……」


さっきと同じ様な小声で同じ事を言いながら、カーテンを開ける

そして、なかにいた人物は


鈴仙「すぴー……………」


なんと鈴仙であった

こちらも妹紅までとはいかないが、服がボロボロになっており、包帯だらけであった

一体俺が寝ている間に何が起こったのだろうか

と、俺が珍しく考え込んでいると後ろから声をかけられる


妹紅「…………人の寝顔見るのは楽しい?」


陽「っ!?」


振り向けばそこには少し不機嫌な顔をした妹紅の姿があった


陽「も、妹紅?お前爆睡してなかったか?」


妹紅「生憎、自分を見つめる視線があったら嫌でも気づいちゃうくらいにはいつも警戒してるね」


どうやら、さっき覗いた時に起きてしまったらしい

そして運悪く優曇華の寝顔を見てる所を見られたようだ


陽「そ、そうか…………ところで何を怒ってるんだ…………?」


妹紅「怒ってる?私はそのつもりはないんだけど?」


さらに表情をムッとさせて反論する妹紅

いや…………怒ってんじゃん、とか言えない

余計に怒るだろうし


陽「と、ところで!元気してたか!?」


話題を変えようとすこし無理やりだが、俺のいない間にどうだったかを聞く事にした


妹紅「あぁ、元気だよーーー」


陽「よ、良かった……」


妹紅「ーーー女の寝込み襲おうとする変態になった知り合いを燃やすことだけは確実に出来るくらいに」


どうやら墓穴をほってしまったらしい

というか何か手に炎を燃やし始めたんだけど


妹紅「とりあえず、一回燃えてみようか」


陽「いやいやいや、燃やされると俺死ぬから、死ぬまで行かなくとも致命傷は免れないから

一生をここで過ごす事になりそうだから」


後ずさりしながらドアのところまで移動する俺

それに合わせて距離を縮めてくるように大股で歩いてくる妹紅

やばい…………絶体絶命だ


「妹紅!」


と思っていたらどうやら助け舟が来たようだ

ドアが開く音がーーー


妹紅「えっ!?慧音ちょっと待って!ちゃんとドアをーーー」


慧音「ええい!邪魔だ!」


ーーー聞こえると甘い考えを持っていた俺への罰なのか

二人の寝顔を覗いた罰なのだろうか

俺は吹き飛ばされるドアの威力を体と顔面に味わっていると、天井が見える


陽「…………またかよ」


その言葉の直後に後頭部に強い衝撃を味わい、再び意識をブラックアウトさせた……………






吹き飛ばされた知り合いを軽く目で追いながら、その知り合いをドアごと吹き飛ばしたこれまた旧知の仲である上白沢慧音を見る私………藤原妹紅は軽く慧音の行動によるダメージにより、沈んだ知り合いに同情する


慧音「妹紅!大丈夫か!?」


妹紅「あー…………うん、私は大丈夫………私はね…………」


目で陽の方を見ながら苦笑する

何故か動かないんだけど生きてるよね?


慧音「へっ?それはどういう…………………よ、陽!?何故あんなところで寝てるんだ!?」


妹紅「さっき慧音が吹き飛ばした………」


慧音「な、何だって!?」


どうやら本当に気づいていなかったらしい

ある意味あいつと喧嘩したせいで吹き飛ばされてるようなものなんだから少しだけ罪悪感が湧いてきた…………


慧音「あ、後で謝っとかないと………………」


妹紅「多分許してくれるよ………」


私は苦笑しながらそういうがどうにも慧音からすればそれは駄目なのか知らないが考え込む

まぁ………慧音の事だから土下座とかしそうで怖いな〜

まぁ、別に土下座するくらいなら気に留める必要はーーー


慧音「いや、ここは誠心誠意で詫びないと…………………………はっ!!ど、どうすればいい妹紅!?私は服を脱ぐことになりそうだ!!」


妹紅「ごめん慧音、なんでそうなったのか私にも分からない

脱がなくていいから

脱がなくても許してくれるよ」


あの一瞬の間でどこまで妄想を飛躍させたのか

時々慧音に驚かされるよ

いろんな意味で


慧音「だ、だが…………」


謝るだけじゃダメなのかな

いや、気絶してるしただ謝るだけじゃ済まないのはしょうがないとして

何故脱ぐのか、どうしたらそこまでの飛躍ができるのか

まったくもって謎である


妹紅「もう!!素直に謝る!!それだけでいいから!!分かった!?」


慧音「あ、あぁ」


まったく…………私の知り合いは堅いから律儀にやろうとするのは別にいいんだけどねぇ…………

と、そんな会話をしていると寝ていたうさぎが起きた


鈴仙「うるさいわよ………………………人が折角眠っていたのに…………」


そう言えば喧嘩してた時にこいついた気がするけど…………よく思い出してみるとあの時陽を背負ってた………………?

そうなるともう一つ謝らないといけなくなってしまったかな、陽に


鈴仙「………あ!あんたよくもさっきはやってくれたわね!!」


妹紅「いや、そっちが勝手に入ってきたんじゃないか」


鈴仙「いきなりなにか飛んできたかと思ったらまた喧嘩してるんだもの!!」


妹紅「いつもの事だろ」


鈴仙「そ、そうだけど、それとこれとは別よ!!何でいつも通り道で喧嘩してるの!?」


妹紅「うるさいなぁ……………」


慧音「しかし、彼女のいう事も一理あるぞ妹紅」


妹紅「慧音まで………」


まぁ確かにいつも人里から永遠亭までの竹林の道で喧嘩はしてる事は駄目なんだろうけどさ………

ほんとにいつもの事だしねぇ


鈴仙「まだ、人間で巻き込まれた人がいないからいいものを!!二人の喧嘩に巻き込まれたら普通の人間なら死んでるわ!!」


妹紅「う…………」


言い返す言葉がない

喧嘩で熱くなってしまって周りが見えなくなるのは悪い癖だとは自分でも自覚している


永琳「何を騒いでいるのかしら?」


鈴仙「師匠!!」


妹紅「まためんどくさいのが………」


永琳「………………これはどういうことかしら?うどんげ」


鈴仙「師匠!違います!!私じゃなくてそこの教師です!!あの人が陽を吹き飛ばしたんです!!」


永琳「はぁ……………またなの?」


慧音「うっ…………」


永琳「ドアを直すのも楽じゃないのよ?それを喧嘩してここに運ぶ度にドアを壊されちゃあたまらないわ」


慧音「す、済まない……」


輝夜「それもこれも喧嘩をふっかけてくる妹紅のせいね」


妹紅「あ゛?」


今コイツなんて言った?


慧音「落ち着け妹紅!ここは流石にまずい!!」


永琳「姫様も…………流石に怒りますよ?」


輝夜「むー………」


慧音「そ、そう言えば話す事があるんだが」


永琳「話す事?」


私と輝夜が抑えられながら睨み合いをしているその横で慧音と永琳が話をしていた


慧音「実は陽には寺子屋の手伝いをしてもらう約束を予めしていたから…………いいのなら連れていきたいんだが」


永琳「あー…………彼にはここの手伝いしてもらおうと思ってたのだけれど……………」


慧音「む、無理にとは言わない

また今度してもらえばいいだけなのだからな」


永琳「そうねぇ………」


慧音に預ける

→妹紅&慧音ルート


雑用の手伝い

→鈴仙&てゐルート


薬の素材集めの手伝い

→永琳ルート


輝夜の相手

→輝夜ルート

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