表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東方月陽向  作者: 趙餡
90/183

レミリア&フランルートHappyEND

急いで飛んでいるから今はかなりの速度がついてる……………なら!


陽・YG「だらぁぁぁ!!」


白土・R「なっ!?」


この速度のまま突っ込んで―――


陽・YG「蹴りとばす!!」


空中で体勢を変えて速度を保ったまま白土の横っ腹に蹴りをいれる


白土・R「ごふっ…………!」


白土はそのまま転がって吹っ飛んでいく


レミリア「よくやったぞ陽!!」


フラン「すっごい速度!!やっぱり陽は強い!!」


幽香「余所見をしないで!!」


レミリアとフランも戦いながら俺に賞賛の言葉をかけてくる


レミリア「なら私達の力も見せないといけなくなったな

神槍[スピア・ザ・グングニル]」


フラン「私は早く陽と戦いたいんだから!!

禁忌[レーヴァテイン]!!」


陽月になってるせいか二人のオーラの様なものが一気に膨れ上がるのを感じた

だが、フランの言葉が不吉すぎる


白土・R「ちっ…………ちょっと不意打ちできた程度で調子に乗るなよ」


陽・YG「白土……………」


白土・R「今の一瞬で俺を殺す事も出来たはずだ

わざわざ蹴りだけで済ますあたり、かなり甘いな…………本当に甘い」


陽・YG「出来れば…………殺したくないんだがな」


白土が口元に笑みを浮かべながらフラフラとした足取りでこちらに向かってくる

だが、さっきまでの勢いはもうないようだ


白土・R「殺したくない…………か、いつまでそんなこと言ってられるかな」


陽・YG「何?」


白土・R「いずれお前は殺す、ありとあらゆるものを…………自分に従わないものを……………本当に好きな奴でさえもな」


陽・YG「本当に…………好きな奴?」


俺には白土が何を言っているのかわからない

俺の……本当に好きな奴…………………


白土・R「お前が!!杏奈を!!殺すのなら!!俺はお前を殺す!!

んで、お前を殺せばあいつも戻ってくる!!」


陽・YG「あいつ?」


文脈からして杏奈ちゃんなんだろうけど………………俺を殺せば戻って来るっていったいどういう…………


白土・R「さぁラストスパートだ!!本気出せや!!」


陽・YG「くっ…………」


更に力が強くなったのを感じる……………だが、俺ではこいつの速度に反応するのが精一杯なのに…………どうすれば………

そう考えているとポケットから二枚のスペカが飛び出す


運命[レミリア・スカーレット]


破壊[フランドール・スカーレット]


この二枚………………使ってみるか


陽・YG「レミリア!フラン!力を借りるぞ!

運命[レミリア・スカーレット]!

破壊[フランドール・スカーレット]!」


レミリア「何?」


フラン「え、何これ?」


後ろ目で見ながら確認すると、レミリアとフランの体が光に包まれているのが分かる


幽香「何もさせない!!絶対に!!」


白土・R「それを使うのは予想してたんだよ!!」


幽香がフランに

白土が俺に突っ込んでくる


フラン「陽!危ない!」


自分が襲われそうになっているのに俺のことを心配するフラン

その体はレミリアよりも早く光包まれていく

そして幽香が白土より早くフランに自分の傘を突き立てようとしたその瞬間


幽香「はあ!」


フラン「…………邪魔しないで!!」


フランの体は真っ赤に燃える剣となって幽香の傘を迎え撃つ


幽香「そ、その姿はなんなの!?」


フラン「うるさい!!私は陽のところに行くの!」


その言葉が言い終わる瞬間、幽香の傘は突然爆散する


幽香「!?」


そしてその直後に剣となったフランが飛んでくる


レミリア「相変わらず子供っぽいな、フランは」


幽香「な、なんで………私の傘が」


レミリア「あの姿になるとフランの能力が強化されて触れたもの全てを壊すみたいだな」


幽香「…………なら、貴方から!!」


レミリア「無駄だ、私の力もあいつは望んでるみたいだからな」


そして、レミリアを包んでいた光も晴れる

その姿は紅に染まった槍だった

そして、レミリアも俺の元へ飛んでくる


レミリア「今回だけは特別だ」


フラン「一緒に戦ってあげる!!」


空中に浮いている剣と槍となった2人を手に取る

すると、俺の両手に紅い篭手が装着される

手の甲の部分には大きな真珠の様なものがついていて

それぞれ、青色と金色の真珠だ

そして、槍と剣をもって俺は構える


白土・R「けっ!たかが槍と剣を持っただけじゃねぇか!!それだけで変わるとは思えないな!」


陽・YG「だろうな

これが普通の槍と剣ならな

これはレミリアとフランそのものだぞ?力だけならお前より上になってるさ」


白土・R「……………だったら試してみろよ!!」


そう言いながら突っ込んでくる白土

俺は剣となったフランを構えて振り下ろす

白土はさっきその力を遠目にとはいえ見ていたのだから当然避ける

陽・YG「そこ!」


だが俺は白土のよけた先に向けて槍となったレミリアで薙ぎ払うように攻撃する


白土・R「なっ!?ぐっ!!」


何とか両腕を交差して防いだ白土だが、その腕からは僅かに血が出ている


白土・R「……………さっきまで俺の動きを捉えるので精一杯だった筈だ

それがどう言う訳か俺を攻撃できた……………まぐれか?」


陽・YG「まぐれかどうか……………確かめてみるか?」


白土「…………………ふっ!」


一瞬で俺の正面まで移動し、そのまま不意打ちをしようとしたのか俺の背後に移動する

だが、その不意打ちだけをやろうと考え過ぎてあいつは俺を見ていなかった

だから―――


白土・R「なっ!?」


―――既に眼前まで振り下ろされ迫った剣に気づくのに遅れていた


白土・R「くっ!」


改造の能力を使い、足元の小石を岩にして剣を防ぐ白土

だが、そんなものは関係ない

その岩は触れた瞬間に爆散する


白土・R「くそっ!!」


そう言いながら岩の破片を身に浴びながら後ろに下がる白土


白土・R「本当に動きを見切ってやがる……………」


白土が確信した様に言う

……………まぁ、本当の事を言うとこれは槍となったレミリアの力なんだけどな

剣となったフランの力は触れた物を破壊していく力

それに対するレミリアの力は相手の行動を先読み出来るというものだ

その力で、俺は白土の行動を先読みしている

まぁ本来なら対象の運命を操れるらしいんだが……………フランと同時に使ってる弊害かは知らないが何故か操れない


白土・R「まぁ見切れているなら予測不可能な動きをしてフェイクをかけるだけだ」


……………因みに、不意打ちをしてこようがどのタイミングで攻撃がくるかは殆ど分かっている

だから殆ど考えを読んでいるようなものだ

だからフェイクなんてものは意味をなしていないのだ


白土・R「はぁっ!!」


更に速度を上げ、俺の周りを上下左右を飛び、走り回る

だが、さっきも言ったがどのタイミングで攻撃がくるかは分かっているので焦る必要はない

前に、上に、後ろに、右、上、左………………


陽・YG「上!!」


タイミング良く槍を振り上げる


白土・R「くっ!!」


上からの攻撃は俺が槍を振り上げる事で白土が左によけ、失敗に終わった

しかし、さっきから何度も見せられてるビジョンでも攻撃は防がれている

やはり、白土の反応速度が尋常じゃないくらい高いからなのだろうか


レミリア「陽、少しいいか」


陽・YG「何だ?」


どうやって白土を倒すか考えているとレミリアが話しかけてくる

槍になっても喋れるってのはなんか凄いことのような気がするけどこの際スルーだ


レミリア「確かに今お前は私の様に運命を操ることは出来ない

だが、変えることはできる………………いや、運命を壊す事なら今のお前になら出来る、と言った方がいいか」


陽・YG「運命を…………壊す……………」


レミリア「これ以上のヒントは与えん

ここまで来たら後は勝つだけだからな」


…………確かに、これ以上のヒントはないと思うが…………レミリアの見せる運命を、フランで破壊する

だが、剣となったフランじゃなくても運命を破壊すると言うのはかなり難しい話だ

それをする術を…………どうにかして探さないと……………


白土・R「余所見している暇があるのか!!」


考えてるのを待つほど甘くはないと分かっているが………………出来ることなら待ってて欲しいと思ったね!!

こうなってくるとスペカが使えないのが痛手だな……………


陽・YG「はぁ!!」


槍を振り上げ、剣を振りかざす

白土はそれをよけていくが、俺に攻撃ができない

お互いに一撃が決まらない勝負が続く

俺の後ろに幽香がいるが、何故かこちらを見るだけで一向に攻撃しようとしてこない

白土は別に気にした様子はないが…………何故攻撃してこないのだろうか


白土・R「だらぁ!!」


そんなことを考えていると白土が突っ込んでくる

さっきまでと同じ様に防ごうとすると


フラン「私が守るの!!」


突然フランが勝手に動き出し槍となったレミリアに柄とはいえ、ぶつかってしまう

すると、槍となったレミリアの体とフランが光り出す


フラン「え!?何!?何なの!?」


レミリア「フラン、よくやった

これで運命は変わる………予想外の動きとはいえ、自らの手で変えたようなものだからな」


白土・R「ぐっ!?」


陽・YG「何が起こる!?」


レミリア「運命が変わるのさ」


また一枚、新たにポケットから、スペルカードが飛び出してくる


紅魔[スカーレット・ブレイカー]


陽・YG「これは…………」


レミリア「さぁ、終盤といこうじゃないか」


白土・R「クソが!!新しいスペルカードだけで勝てると思うな!!」


陽・YG「…………紅魔[スカーレット・ブレイカー]!」


一撃が決まれば勝つこの勝負

俺はこのスペルカードに賭ける!


白土・R「そんなもんがなくても!!」


白土が飛び込んでこちらに腕を伸ばす

そして、白土の攻撃をよけると同時に槍となったレミリアが紅く光りだし―――






白土・R「そんなもんがなくても!!」


陽・YG「……………え?」


再び腕を伸ばす白土がいた

もしかして今のはさっきまでと同じ俺の運命…………か?で、でもいつから……………


レミリア「…………くるぞ?」


陽・YG「あ、あぁ!!」


さっきまで『こう攻撃する』てな感じの予感レベルでしか解らなかったのに………………いきなりあそこまで鮮明になるなんて

少し戸惑いながらも俺は再びそれをよけてその横っ腹に剣となったフランを叩きつける


白土・R「ぐっ!?」


吹き飛ぶ白土

そして不意にフランに炎が燃え盛り始める


陽・YG「なっ!?フランどうした!?」


フラン「わ、分かんない!!けど振ったら凄いこと起こりそう!!」


陽・YG「わ、わかった!!」


白土・R「ちっ!」


俺がフランを持ち上げるのと同時に白土が巨大な鉄の壁を作り出す

だが、俺はそれに構わず振り下ろす


陽・YG「うぉぉぉぉぉぉっ!」


振りおろして地面に着いた瞬間、とんでもない量の炎がフランから放出される

その炎は白土の作った壁すらも飲み込んでいく

その炎は燃やすというよりかは飲み込んだものを『破壊』していくと言った感じで周りの木を薙ぎ倒していく

そして、白土の作った壁はベキベキと嫌な音を立てながらその形を変えていく


白土・R「ちっ!これを何度も喰らってたらたまったもんじゃねぇ!!」


そして、炎が消えることろには周りの木は全てなぎ倒され、地面は抉り取られ、白土の作った壁は最早原形をとどめてはいなかった


陽・YG「終わった………………のか?」


レミリア「あんなのを何度も喰らう訳にはいかんだろうか」


俺の独り言にレミリアが答える

それもそうだ

俺だってあんなのを何度も喰らいたくはない


フラン「じゃあ家に戻れるの?」


知らない間に元の姿に戻ったフランが聞く

と言うかレミリアもよく見たら戻ってるし


レミリア「まぁそう言う事だな」


フラン「じゃあ陽!帰るまで弾幕ゴッコね!!」


陽「フラン!?」


レミリア「フランの相手は任せたぞ

私は全員を起こして帰らねばならないからな」


陽「れ、レミリア!?」


陽鬼「頑張れ~」


月魅「すいませんマスター……………私はもう限界なんです………」


黒音「死ぬことはないじゃろうから頑張るのじゃぞ、主様」


フラン「それじゃあいっくよー!」


その後はご想像に任せることにしよう

それでも、俺はこれから幸せな日々を送れそうだ

この紅魔館で



HappyEND~

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ