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東方月陽向  作者: 趙餡
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小悪魔&パチュリールート5

俺の目の前にいる陽鬼と月魅を倒したであろう相手

今すぐこの怒りをぶつけてやりたいが……………この二人が倒されたのだったら俺は相手にならないだろう……………それに頭の中でなにか引っかかっている…………奴とは初めてあった気がしないというか………………


陽「お前……………」


ツキカゼ「……………殺したと思ったんだがな、どういう手品だ?」


陽「はっ?何の事だ?お前とは………………どこかで会ったか?」


ツキカゼ「………………なんだと?」


まるで目の前の事が信じられないと言わんばかりにあいつは聞き返してきた…………


パチュリー「……………貴方が陽の知り合いだったとしても、彼女達は一応紅魔館の住人なのよ

それに手を出したという事は貴方には死ぬ覚悟があるみたいね?」


俺達の会話を遮るかのようにパチュリーが乱入する

小悪魔もパチュリーの後ろに佇んであいつを睨む


小悪魔「此処で戦えばすぐ様咲夜さんやお嬢様が駆けつけます

幾ら実力に自身があるとは言っても、あの二人とここにいるメンバーがいれば勝つ確率は皆無でしょう……………大人しく降伏してください」


小悪魔が冷静な顔をしながら諭す様に話す

しかし、あいつの返答はある意味では予想はしていたもの―――


ツキカゼ「……………断る、そもそも此処で降伏するなら初めから仕掛けたりしないさ」


パチュリー「なら決定よ……………日符[ロイヤルフレア]」


パチュリーがスペルを宣言し、あいつに向かって放つ


ツキカゼ「……………この程度」


少しつぶやくと、背中から剣を抜き、それでロイヤルフレアを切り裂く


パチュリー「なら…………数枚同時になら防げるかしら?火符[アグニシャイン]水符[プリンセスウンディネ]木符[シルフィホルン]」


次にパチュリーがしたのは三枚同時にスペルを宣言する事だった

その全てがあいつに向かって飛んでいく

…………………これ図書館壊れねぇのかなぁ………………


ツキカゼ「確かに…………俺には止められないのかもしれんな…………『俺には』な…………………」


そう言うと奴は剣を構える、だが…………パチュリーの放ったスペルは全て直撃する


陽「やったか!?」


パチュリー「……………しぶといわね」


奴のいた所は煙が上がっている

しかし、パチュリーにはまだ倒せてないと思うようだ

それがあっていたのか、まだ煙ある場所から声が聞こえてくる

しかし、それはあいつの様な男の声ではなく―――


ツキカゼ(フラン)「全く………………」


中から現れたのは俺達が聞きなれた声と見慣れた姿の少女……………フランの姿であいつは喋っていた


陽「なっ!?フランだと!?」


パチュリー「…………変身魔法…………いえ、どちらかといえば変化に近いもの……………なるほど、フランに化けてあの子の能力を使った訳ね…………でなければあの攻撃を防ぎきる事なんてできる筈がないもの

その姿になれたのは貴方がとっさに出した剣のおかげかしら?」


一瞬で全てを理解したんだろう

パチュリーは普段の嘆息を感じさせない程に饒舌に喋っていた


ツキカゼ(フラン)「………その頭の回りは流石というべきか、パチュリー・ノーレッジ

お前が言った事は全て正解だ」


パチュリー「正解で何より…………なら、聞かせてもらうわね

貴方は誰なのかしら?」


ツキカゼ「……………」


パチュリー「そんな剣は、例え河童の技術力を駆使しても不可能よ」


陽「………………?何の話をしているんだ?」


俺にはパチュリーが何を話しているか理解できないでいた

その話の最中に一発の銃声が鳴り響く


ツキカゼ(フラン)「っ!禁忌[レーヴァテイン]!」


フランとなった奴は咄嗟にレーヴァテインでその銃弾を切り裂く


黒音「………………流石に当たりはせんか」


声が聞こえた

すぐ近くにあった本棚の影から、大人化して戦闘状態になった黒音が姿を現した


陽「黒音!?無事だったか!!」


黒音「妾が少し離れておる間に陽鬼達はやられた様じゃの……………(しかし、この二人が同時にかかって無傷で終わらせたのか?無音でやられた事にも何か関係してそうじゃな)」


パチュリー「…………簡単な事よ

フランに化けれるのだったら、当然他の誰かにも化けれる筈、恐らくはあのスキマ妖怪かしら?

彼女なら、どこかで移動させて別の場所で戦えば済む話だし、ここにもスキマを遠くから繋げたらいいだけの話ですもの」


陽「スキマ妖怪……………紫の事か」


確かに彼女の能力なら、どこへでも行けるし、相手を飛ばす事も出来る


ツキカゼ「……………正解だ、そこまでになると少し恐ろしい物を感じるな」


フランから元の姿に戻り、言った事とは裏腹に顔に感情を出していない

本当に恐ろしいと思っているのかは解りづらい…………


パチュリー「(リスクがあるならともかく…………ない場合もあるわよね………どうしたものかしら)」


パチュリーは何やら考えているが……………ぶっちゃけ俺…………今とんでもなく足手まといだよなぁ……………

陽鬼と月魅はやられたから陽化や月化すら出来ない状態だし……………………時間稼ぎくらいなら出来るかもしれないが………………それも良くてほんの数分だろうな


パチュリー「陽、下がってなさい……………小悪魔、行くわよ」


小悪魔「解りました、パチュリー様」


それだけを言うと、パチュリーと小悪魔はあいつに弾幕を放ちながら、飛んでいく

すると黒音がこっちに近づいてくる


黒音「……………主様、あやつを倒す方法が1つだけあるのじゃ」


ボソボソと耳打ちで言ってくる黒音

その言葉に俺は驚いた


陽「本当か!?」


同じく小声で聞き返す

無言で頷いてから言葉を続ける


黒音「うむ……………しかし主様にかなり負担がかかるかもしれぬ……………だから一応、聞いておこうかと―――」


陽「教えてくれ」


黒音「…………良いのか?」


陽「これ以上何も出来ないよりマシだろ………………パチュリーと小悪魔だけに任せっきりになるのも嫌なんだよ」


黒音「…………流石、妾が見込んだ主様じゃな、では教えよう…………ひとつの可能性を―――」






パチュリー「こいつ……………」


ツキカゼ(輝夜)「まさか、これすら使わされるハメになろうとはな」


パチュリー「フラン、レミィ、咲夜、守矢の二柱、スキマ妖怪……………ほんと色んなのになれるのね?(不味い……………嘆息が……………………)」


小悪魔「何か共通点でもあるのかしら……………うっ…………げほっげほっ!」


小悪魔「パチュリー様!!」


ツキカゼ(輝夜)「持病の嘆息があるのに無理をするからだ………………」


パチュリー「これでも調子がいいほうなんだけどね…………そうでもなかったのかしら?」


ツキカゼ(輝夜)「まぁ、どちらにせよ………………ここで終わり―――」


陽「させるか」


あいつに向かって銃弾を放つ

不意打ちだ


ツキカゼ「……………それしきの攻撃が当たるとでも思ったのか?」


案の定それは弾かれてしまった

だが、こっちに注目してくれたおかげでパチュリーに攻撃をしなくなった

変化を解き、こちらを睨むあいつに対して、俺はついニヤけてしまっていた


陽「黒音、準備は?」


黒音「完璧じゃ」


ツキカゼ「…………何をするつもりだ?貴様とその吸血鬼では俺を倒す事は出来んぞ?」


陽「『俺らが1人ずつなら』……………な

見してやるよ、俺の新しい力をな」






数分前~


黒音「―――それは、主様が妾を復活させるためにスペルカードじゃ」


陽「あれか?けど、あれはまだ使えたもんじゃないぞ?」


黒音「じゃから、今から無理矢理使えるモノにするのじゃ……………パンプ、プキン、手伝ってくれぬか?」


パンプ「姐さんの為ならば……………」


プキン「ちーっと、この坊主の為に働いてやるとしますかwww」


陽「頼んだぞ……………黒音……………………俺は時間稼ぎをしておくからな」






って経緯があったんだが……………


陽「本当早く終わったな」


黒音「パンプとプキンが手伝ってくれたからのう……………作業はかなり捗ったのじゃ…………ほれ、これが完成品じゃ」


そう言って、手渡しで渡してくる


狂闇[黒吸血鬼]


陽「これが……………俺の新しい力だ!狂闇[黒吸血鬼]!」


スペル宣言をした瞬間、俺の視界は闇に染まった






パチュリー「う……………陽?」


気がついたら、私は小悪魔に膝枕をされていて、その小悪魔の目線は一点に注がれていた


小悪魔「パチュリー様…………………」


どこか不安そうな彼女の視線を辿っていくと、闇の卵の様な物が見える


パチュリー「…………………小悪魔、あれは何?それに陽は?」


小悪魔「……………あれが陽さんです」


パチュリー「え?…………あれが………………まさか、あのスペルを!?げほっげほっ!」


小悪魔「パチュリー様!!じっとしていてください…………まだ嘆息が引いてないんですから」


パチュリー「…………」


あのスペルは…………例え使える様に手直ししたとしても、危険な事には変わりないのよ……………

そして闇が一瞬小さくなったかと思うと、その闇は飛び散り中からは黒色のオールバックをした、男が出てきた………………ってあの感じは………


パチュリー「まさか、黒音と融合したの?」


小悪魔「みたいです」


そんな……………ただでさえ、鬼である陽鬼や妖精の上位の存在である精霊の月魅と融合出来るだけでも驚きなのに…………更には吸血鬼と融合?…………いえ、融合というよりは『憑依』かしら

どちらにせよ、別々の種族を体に入れる事が出来るなんて……………陽、貴方って何者なの?


陽・K「………………………」


ツキカゼ「………………何だ…………その姿は………………俺はそんなの知らんぞ!」


……………?いきなりあの男が怒り出した?自分の知らない事があって気が動転してるのかしら…………なら、この勝負、勝てたかもしれないわね


陽・K「………………うるさいですヨ」


そう言うと、どこからか取り出した銃を使ってあの男の足元を狙い打つ

マスケット、だったかしら?銃身が長くて、色は黒色に金の装飾がされてある銃…………あんな大きな銃を片手で扱得るなんて……………


陽・K「貴方はワタクシにとっては仲間を傷つける存在でしかないのですヨ

いつもならこんな風に冷静では済んでないんですけどネェ………………」


………………な、中々特徴的な喋り方みたいだけど……………実力はなかなかのようね


ツキカゼ「ふん………………そんな銃一つで何をするつもりだ?」


陽・K「ならば…………こんなのはどうですカ?

日符[ロイヤルフレア]」


ツキカゼ「今更……………利くとでも思っているのか?」


あいつは持っていた剣でロイヤルフレアを切り裂く

…………けど、使いやすいとはいえ、失敗してたロイヤルフレアをあんな簡単に使う事が出来るようになるなんて……………黒音を憑依させてるからかしら?あの子、魔法に関してはかなりの才能があったしね………………


陽・K「……………流石に魔力の調整が上手くいきませんネ

まぁ、大丈夫だとは思いますガ………………」


ツキカゼ「……………」


陽・K「おや?こないんですカ?

ならこちらからいかせてもらいますヨ

火水木金土符[賢者の石]」


パチュリー「っ!?それは私のスペルじゃない!!」


陽・K「あぁ、まだワタクシのスペルは作ってないですからネ

今は借りてますヨ」


色とりどりの石が現れ、そこから大量の弾幕を放つ…………って私のスペル………………それにまさか賢者の石まで使えるなんて…………ホントもう…………驚きしかないわ…………


ツキカゼ「クッ……………」


大量の弾幕で対処が遅れてきてる………………?もしかしたらこのまま押し切れるかもしれない


ツキカゼ「(しょうがない……………あまりこの手は使いたくなかったが)フッ!」


何を思ったのか、男は弾幕に当たりながらもこちらに飛んでくる……………………ってまさか!!


パチュリー「小悪魔!!今すぐ迎撃を……………げほっげほっ!!」


小悪魔「パチュリー様!キャッ!」


陽・K「っ!」


ツキカゼ「武器を置き、その変身を解け」


男は、小悪魔の首筋に剣を当て、私の頭に肘を乗せる


陽・K「…………人質という訳ですカ」


ツキカゼ「早くしろ」


陽・K「………………」



そのまま攻撃をする

→HappyEND


武器を置く

→BADEND

今回登場した新たな力

狂闇[黒吸血鬼]


読み方としては、くるいやみ、です

スペカはまだ作成していないので、もってないのでパチュリーのを使わせてもらいました


ではでは、感想、評価よろしくおねがいします

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