霊夢ルート5
陽「よっと」
今俺は人里へ買い物に来ている
理由は
霊夢「食器買って来てくれない?」
陽「今の奴も充分使えると思うが?」
霊夢「気に入ってたお皿にひびが入ってね
新しいのを買って来てほしいのよ」
陽「何枚位?」
霊夢「予備も含めて五枚位がいいわ」
陽「分かった」
陽「こんなもんかな」
俺の能力で出せば良いと思ってやってみたら真っ白な物しかでなかった
どうやら俺の能力は創造といっても
その物の名前と形を知っている物体に限られるらしい
だからそのさらの形とか柄だけ見てもできなかった訳で
例えば刀を創ろうとしたら何の変哲もないただの刀が出てくる
そうして帰ってる途中
白土「よぅ………」
陽「白土……!」
白土「やっと……やっとだ」
陽「くっ……!」
言い終わる前に俺は走り出した
白土「お前を殺して杏奈を助けるこの時が!!」
白土は手元に合った木に触れ
白土「[改造]![改造]![改造]!」
木→木製バット→金属バット→刀
の順で一本の木を刀に変えた
陽「そらっ!」
俺は買っていた皿を白土に投げつける
白土「邪魔!!」
やはり叩き割られた
だがその一瞬の間にこちらも刀を出す
白土「おら!!」
陽「くっ……!」
同時に刃がぶつかり拮抗状態を生み出す
しかし白土は近くの木の枝を刀にし、切りかかろうとする
白土「終わりだ!」
陽「しまっ……」
霊夢「霊符[夢想封印]」
白土「ぐわっ!」
霊夢「大丈夫!?」
陽「霊夢!?どうして……」
霊夢「嫌な予感がしたのよ
博霊の巫女の直感なめないでよね」
白土「この………クソアマァ!」
白土は怒りにまかせて弾幕を撃ってくる
それを左右に飛んでかわす
白土「今だ………!
さっきの貴様のスペカを貰うぞ!
死符[死想消滅]」
霊夢「えっ!?きゃあ!!」
陽「何!?ぐわぁ!!」
俺は白土のスペカによって吹き飛ばされた
そして
白土「こい!雑魚妖怪ども!」
白土がそう言うとどこからともなく異形の妖怪が現れた
白土「こいつらの記憶と意識を改造して俺の支配下にしたのさ……お前らこいつらを喰え!!」白土がそう言うと
妖怪どもが飛びかかってくる
俺は銃で応戦する
陽「クソ!キリがない!」
霊夢「くっ……!邪魔よ!!」
霊夢も苦戦しているようだ
白土「喰われるのが早いか
全滅させるのが早いか見物だな」
陽「くっ……どうすれば………」
すると持っていた一枚のスペカが光り始める
陽「これは……」
爆符[無限手榴弾]
俺はこのスペカを無我夢中で使っていた
すると上から手榴弾が降ってきた
手榴弾と言うのはピンを外し投げて爆発させるものだが
そのピンが外れた状態で大量に降ってきた
陽「うわっ!」
ドガァァァァン!!
妖怪は一掃できたが、辺りに煙が立ち込める
陽「くっ……!」
煙がはれる
白土「お前はいつも……いつも……そうやって……」
陽「白土………?」
白土「お前がぁぁぁぁ!!
死符[死想消滅]」
陽「がはっ……!」
直撃を食らってしまった
陽「ごほっごほっ!」
余りの痛みとダメージで血を吐いてしまった
霊夢「きゃぁぁぁぁ!!」
陽「霊……夢……!?」
向こうを見てみると霊夢が白土によって気絶させられていた
そして白土は霊夢に刀を振り下ろそうとしている
この距離だと選択肢は2つ早く選ばないと
俺は………
白土に体当たり
→HAPPYEND
霊夢を庇う
→BADEND