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東方月陽向  作者: 趙餡
39/183

文ルート4

守矢神社・境内~


早苗「では、修行再開です!」


陽鬼「いぇ~い!!」


陽・文「「……………」」


何故お前達はそんなにテンションが高い


多分、文も同じ事を考えたのだろう

呆れたような顔をしていた


早苗「どうしたんですか!?テンション低いですよ!?」


陽「いや、むしろそっちが何でそんなにテンション高いのか聞きたいんだが」


早苗「そんなの言えるわけないじゃないですか~!!キャー///」


陽鬼「そうだよ!乙女の秘密だよ~///」


多分、俺今「何言ってんだこいつら」みたいな顔になってんだろうなぁ


とか、そんな事考えていると


陽「痛てて!!何だよ!?」


文「………少しモテてるからといってニヤニヤしないで下さい」


陽「………はい?」


文がいきなり背中を抓ってきた

何故?


陽「そういや、今更なんだが」


文「はい?」


陽「新聞、作らなくていいのか?」


文「今、書く情報ないんですよ

例の天狗連続殺害事件の情報すらまともにないんですから」


陽「でもこの前、秋姉妹に聞いたじゃんか」


陽「そうですね、確かに聞きました

でもまだ、少ないんですよね」


陽「長い黒髪の背長の男、だったっけ?

それだけあれば十分だと思うが」


文「先ず犯人という確証がないこと

まだ聞いたのが一人だけで、同じ情報を少なくとも後二、三人から聞きたいです

情報が間違ってると上からも下からも叩かれるんですよ」


陽「上って新聞の?」


文「いいえ、天狗としての上司です

前も各方面からこってり絞られましたからねぇ」


陽「主に誰から?」


陽「大天狗様とか、椛、私と同期の新聞記者………覚えてます?姫海棠 はたて」


陽「いたなぁ、見ないけどどうしたんだ?」


文「大天狗様に呼ばれて別仕事です

どこの仕事かは伝えられませんでしたけど」


陽「へぇ」






妖怪の山・大天狗の(ヤシロ)


はたて「はっくしょん!」


大天狗「風邪か?」


はたて「恐らく違うと思います…………」


大天狗「すまんな、一人天狗が倒れてしまった代わりにお主に無理を言って」


はたて「と、とんでもない!!

大天狗様のお役にたてるのであればこの姫海棠 はたて、全身全霊を持って務めさせていただきます!!」


大天狗「うむ」






再び守矢神社


早苗「あの、そろそろ始めましょう」


陽「おっとすまん」


文「あややや、失敬失敬」


完璧に忘れていた


早苗「と言っても昨日の時点で大分出来上がってるんですよね………」


陽「そうなのか?」


早苗「似て非なるとは言え

妖力が使えているからある程度は早いのは

仕方ないんですけど………幾ら何でも1日で半分以上終わるなんて思いませんでした……………」


文「えっ?マジですか?」


文も驚いている………当たり前だ

1日っていうかほんの3、4時間程度だ

それだけでそこまで進むとは思えない


早苗「こういった類の修行を

まるで何度もしているかのような………そんな感じです」


文「してたんですか?」


陽「いや、全く記憶にない」


早苗「外の世界で修行してたとかは?

少なくとも妖力の修行はしている筈ですし」


陽「外の世界って言っても

俺、外の世界にいたときは

幻想郷の記憶なんてまともに覚えて無かったんだが…………」


文「えっ?そうだったんですか?初耳ですけど………」


早苗「いつ思い出したんですか?」

陽「そりゃあ勿論……………………………………………………………………………………………………………あれ?」


来たときはまず間違いなく忘れていた

だが、今はある程度覚えている


最初に見た二つの神社の名前は?

博霊神社に守矢神社


その神社の巫女の名前は?

博霊霊夢に東風谷早苗


その神社に住み着いてる巫女以外の名前は?

伊吹萃香に八坂神奈子と洩矢諏訪子


博霊神社には行った?

行ってない


記憶はいつ戻った?

解らない


文「あの、陽さん?」


早苗「月風君?」


陽鬼「………すぅーっ」


文「よ、陽鬼さん?」


陽鬼「起きろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」


陽「うおっ!!」


考え事をしていたら陽鬼がいきなり大声を出してきた

何事?


陽鬼「もぉ、さっさと修行再開するよ!!

早苗が後ちょっとだって言うんだから

始めないと」


陽「あっ、あぁ………………」


細かい事は後で考えよう………


そう考える俺を見ている二つの影があることに気づかなかった




守矢神社・近場の湖~


八蛇「どうするんだ?」


ライガ「何が?」


俺は今湖の畔にある木の上で

双眼鏡を八蛇に貸しながら月風 陽を見張っていた


八蛇「あのままでは、また新しい力を手に入れてしまうぞ?」


ライガ「だが、あの鬼がずっと側にいるからいつでも陽化になれるしよ」


八蛇「今回は手を出さないと?」


ライガ「いや、いない時を狙おうと思ってな」


八蛇「だからわざわざ近場で見ていると?こんな危険を冒して」


ライガ「あぁ、だから誰か来たら教えてくれ

わざわざ双眼鏡貸してんだから」


八蛇「ふむ、それならあのロリ妻がきているぞ?」


ライガ「ロリ妻?誰の事だ?ちょい双眼鏡貸せ………………………………………洩矢諏訪子じゃねぇか!!逃げんぞ!!」







諏訪子「あれ?誰かいたような…………気のせいかな?」





ライガ「あぶねぇ………」


八蛇「別に見つかっても構わんのだが」


ライガ「…………お前、特異点の性質覚えてるか?」


八蛇「特異点ではない者の能力の干渉できない、だろう?」


ライガ「特異点同士の場合は?」


八蛇「弱くても、勝てる確率は五分五分になる

例え、人間と神であっても、な」


ライガ「そう、実力すら関係なくなってしまう

それが、特異点……………っていうかちゃんと解ってんじゃねぇか」


八蛇「……………」


ライガ「どうした」


八蛇「で、何故逃げたんだ?」


ライガ「そこは解らなかったのか…………いいか?あのチビは一応祟り神なんだぞ?

そんで守矢の二柱は二人揃って特異点なんだ

俺達が洩矢 諏訪子に見つかればどうなる?」


八蛇「………祟られるな」


ライガ「そういうこった、やっと理解したか」


八蛇「あぁ………………ん?」


ライガ「どうした?」


八蛇「いや、帽子だけがこちらを見ている様な気がしてな」


ライガ「………双眼鏡貸せ」


少し冷や汗をかきながら双眼鏡を覗く

そこから見た風景は


洩矢 諏訪子自身はこちらに背を向けているが

帽子の目だけがこちらをきっちり見ていた


ライガ「……………」


八蛇「……………な?」





見なかった事にした





陽「はぁ…………はぁ…………」


文「だ、大丈夫ですか?」


陽「あ、あぁ………………」


さ、流石にきついな…………

前の二倍以上も時間増えたからか…………?


早苗「これじゃ、今日は無理そうですね」


文「じゃあ、私が連れて帰ります」


早苗「解りました」


文「陽さん、帰りますよ」


陽「すまん、陽鬼おぶってくれ…………」


陽鬼「了解」


文「で、どうだったんです?」


早苗「後一歩、そんな感じがしますね」


陽鬼「後一歩、ねぇ」


陽「………………」


文「どうしたんです?」


陽「前も、似たような事言われた気がしてな………」


陽鬼「…………いつ?」


陽「解らない…………ここで、誰かに言われた気がしたから……………」


早苗「守矢神社で…………私は記憶に無いですけど」


陽鬼「きっと疲れて記憶が混濁してるんだよ

今日はもう帰ろ」


陽「あぁ…………」


陽鬼「じゃあね、早苗」


文「では」


陽「またな」


早苗「はい」

どうも

文ルートなのに

全然天狗も新聞も

関係ないかも

なんて考えている

作者です


今回は本編とちょっと関係ない話をします


実はですね

あらすじ変えました


なんか今更見ると訳わかんなくなったので若干縮小を


それだけです

もう一度言います


それだけです


ではそろそろ


感想、批判、質問等などありましたらじゃんじゃん書いて下さい


誹謗中傷は止めて下さいね


ではまた

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