博霊神社ルート
よしボロそうな神社に行こう
ああいう所に案外人はいるものだ
神社についた
そういえばこの神社どこかで………
?「あら?誰かいるの?」
神社の裏手からそんな声が聞こえる
?「参拝客かしら……っ!」
陽「えっと……こんにちは」
?「……あんたいつ帰ってきたのよ!!」
陽「へっ!?」
?「教えなさい!!さもないと……」
陽「ちょい待って!君は誰!?」
?「はぁ?何言って……」
陽「俺は二年前から一年前までの記憶が無いんだけど……その辺りの知り合いかな?」
?「っ……そう、記憶がないの……」
少女は悲しそうに俯いた
何故だろう胸が痛くなった
陽「……それで君の名前は」
霊夢「霊夢、博霊 霊夢よ」
陽「うん、僕の名ま霊夢「いらないわ、知ってるし」……じゃあよろしく霊夢」
霊夢「えぇ」
?1「ひゃっほーい!」
?2「もっとスピード落としてよ!!」
霊夢と挨拶を交わしていると後ろから声が聞こえる
?2「着いたのは良いけど……安全に飛んだらどう?魔理沙」
魔理沙「アリスが慣れれば良い話だぜ」
どうやら白黒の少女は魔理沙といい
青い服を着ているのがアリスらしい
というか
陽「箒が空飛んでる……」
霊夢「あら、魔理沙にアリスじゃない」
魔理沙「霊夢そいつは誰だ……っ!?」
アリス「えっ……嘘」
霊夢「………二人共、彼、記憶が無いのよ
何言っても無駄よ」
魔・ア「「…………」」
二人も俯いた
まただ胸が痛くなった
アリス「……記憶が無いなら弾幕の事も教えなきゃね」
霊夢「そうね、切り替えましょ」
陽「弾幕?」
霊夢「えぇ、この幻想郷には弾幕ルールって言うのがあるんだけれど」
陽「ちょい待って幻想郷って何?」
霊夢「幻想郷っていうのはこの世界の事よ
妖怪や人間、神や妖精なんかもいるわね
そうやって外から忘れられたものが集まる世界なのよ
解った?」
陽「何となくは」
霊夢「戻すわよ
弾幕ルールっていうのは人間が妖怪に対抗する為に作られたルール
人それぞれだけど力を貯めて放つものよ」
陽「ただひたすら撃つだけなのか?」
霊夢「それだとなかなか終わらないから
スペルカードっていう簡単に言うと必殺技みたいなものがあるのよ」
陽「スペルカードってこれの事か?」
霊夢「……それ、誰から貰ったの?」
陽「金髪の人としか……」
霊夢「あいつね………」
陽「なぁ」
霊夢「何よ?」
陽「もしかしなくても、俺って前にここにいたのか?」
霊夢「……えぇ」
陽「その時の俺は弾幕とやらをだせてたのか?」
霊夢「だせて無いわよ」
陽「へっ………?」
霊夢「その代わりあなたは自分の能力で…拳銃だっけ?それを出して戦ってたわ
スペルカードは使えてたけどね」
陽「けどスペルカードがどんなものか解らないんだが」
霊夢「そうねぇ……魔理沙」
魔理沙「何だ?」
霊夢「一枚試しに見せて上げなさい」
魔理沙「了解だぜ!
そこの岩に……
恋符[マスタースパーク]!」
ドガァァァァン!
陽「すげぇ………」
霊夢「解った?人それぞれだけどこれがスペルカード……通称スペカよ」
陽「でもスペカってどうやって作るんだ?」
霊夢「だいたいはイメージしたらできるわ」
陽「大ざっぱだな……」
霊夢「さて、私はこれから神社の掃除に戻るけど魔理沙達はどうするの?」
魔理沙「私は今から魔法の森でキノコ狩りだぜ」
アリス「人形の手入れしないといけないから一度家に戻るわ」
霊夢「あなたはどうするの?」
陽「そうだな……」
霊夢の代わりに神社掃除
→霊夢ルート
魔理沙と一緒にキノコ狩り
→魔理沙ルート
アリスの代わりに家事の手伝い
→アリスルート
人里へ行き仕事場を見つけ次第戻れるまで働く
→人里へ