???
ホライズン「霧雨の魔法使いとの物語も終わりましたか」
陽「誰だ…………?」
この黒いんだか白いんだか分かんない空間で
姿の見えない声が聞こえてくる
ホライズン「名前なんてどうでもいいでしょう」
陽「よくねぇよ」
ホライズン「それでは、次は人形使いの物語です」
陽「聞けよ
………声が……」
ホライズン「声が上手くでないでしょう?」
陽「!!」
ホライズン「今はそれでいいんです
順調に覚醒している証拠ですから」
陽「………覚醒?」
ホライズン「その説明はいずれまた………」
陽「おい、待て………」
ホライズン「行ってらっしゃい」
ライガ「また………間に合わなかったか」
ホライズン「おや、きましたか」
ライガ「ちっ………今すぐにでもあいつとあんたをぶち殺したいが
生憎意味がないからな」
ホライズン「おや、分かってくれましたか?」
ライガ「違うな、そろそろ白土じゃかなわなくなるからな」
ホライズン「?」
ライガ「[あいつ]を蘇らせる」
ホライズン「あなたに扱えますかね」
ライガ「扱うのは無理だろうな」
ホライズン「否定的なあなたは珍しいですね」
ライガ「扱わなければいいだけだ」
ホライズン「そろそろいいですか?」
ライガ「あぁ……」
ホライズン「では、また」