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東方月陽向  作者: 趙餡
101/183

???

ホライズン「…………また派手にやられましたね」


ライガ「………うるせぇ

あんな簡単にやられる気はなかったんだよ」


八蛇「傷が癒えた時に行き、またやられてくるというのは少しばかりまずいな」


ライガ「んなもんは分かってんだよ」


ホライズン「ではどうするのですか?貴方たちが彼を強くしてるのは間違いないんですよ?」


ライガ「白土は当てになんねーだろーし…………あの変な野郎はいけすかねぇ…………なら俺たちでやるっきゃないだろ」


八蛇「そういえば………あの男はどこから来て何が目的なのだろうな」


ホライズン「………姿を表さない奴の事などほっておきましょう……………それよりもしばらくは様子を見た方がいい気がしますね」


ライガ「しばらくは俺達は傍観に回るってのか?」


ホライズン「そういう事です

後は白土が勝手にやってくれるでしょう」


ライガ「け…………しばらくはあいつに任せることになるのか……………癪にさわるぜ」


ホライズン「少し変な方へ進んではいますが、白土が彼を殺すのは時間の問題でしょう

妹の為なら何でもしますからね、白土は」


ライガ「まだ俺たちが人質として奪ってるからな」


八蛇「まだ有効な手としては使えるという事か」


ホライズン「しかし彼の力は以上に強くなってしまった

まさか神狼の力を手にしてくるとは…………」


ライガ「しかも能力を全部使えるなんてな…………ちっ…………」


ホライズン「しかし…………彼の方も気になります」


八蛇「月風陽がどうかしたのか?」


ホライズン「また更に特異点としての力を取り戻しているようなので…………」


ライガ「は?俺は気づかなかったが?」


ホライズン「戦いながらだという事もありましたし、そもそも貴方は使えるとはいえ慣れない結界を使いながらだったんですから気づかないのも当然でしょう」


八蛇「それより…………もしこのまま力を戻していったらさらに苦戦することになるぞ

まだあいつ自信には勝てるが…………勝てなくなる時が来るかもしれん」


ホライズン「どこまで戻ったかは不明ですが……………部屋を作られる事も視野に入れないといけません」


ライガ「ちっ…………しゃあねーか」


八蛇「戻らないことを祈るしかないな

そういうのを白土に祈らねばならんとは…………」


ホライズン「できなければその時はその時です」


ライガ「…………ならしばらく傷を癒してくるか」


ホライズン「いってらっしゃい

回復するまでは八蛇も出ないでください」


八蛇「了解」


ホライズン「さて……後は白土だけが気になりますね」






幻想郷・某所〜


白土「………………さて、これからどうするか」


幽香「何かやる事があるんじゃないの?」


白土「んー…………順序的に言っても次は永遠亭の誰かなんだろうけどな…………どちらにせよ今は手が出しづらいんだよ」


幽香「…………?そう」


白土「しかし意外だな

四季のフラワーマスターとあろうものが珍しく懐いた筈の人間を殺そうとするなんてな」


幽香「…………私は花達が全てよ」


白土「ほー………何言われたかは知らんがアイツがなにかやらかすんだな…………」


幽香「興味なさそうね」


白土「無いね、友人としてなら興味はまだあるが一人の人間としてなら全く興味が無い」


幽香「薄情なのね」


白土「意思ある生き物は皆そんなもんさ

例えば誰かと一緒にいるのは自分を楽しませてくれるから一緒にいるのさ 自分を楽しませてくれなきゃはなから付き合わない

要するにすべては自分のためさ

一人でいることが多いやつは周りに自分を楽しませてくれるものがいないからだよ

だからそれ以外のことに関しては全く興味を示さないし

示したとしてもそれはそう思ってるふりで本人も気づかないところでは悲しんだり、怒ったりすることでそいつからのお礼を待っている

等価値のものを欲しているのさ」


幽香「随分と悟ってるのね、私の半分も生きてないくせに」


白土「あくまで俺の考えだからな」


幽香「………そう、なら貴方は妹に何を求めてるのかしらね?」


白土「簡単な事だ………返してやってるだけだよ、等価値のものをな………」


幽香「…………そう」


白土「もういいか?そろそろ行くぞ」


幽香「………えぇ」

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