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episode03

投稿日までまって頂きありがとうございます。><; えっとですね、今回は擬態語を使う事が多くなってしまいました;3;わかりづらいと思いますが、できる限り妄想をふくらまして読んで下さると有り難いです;3;では・3・ノ

戦おうとしたのはいいものの、緑色のグリムは今までのと少し違う感じがする。色が?って聞かれたら全部違うしあたりまえだけど、爪が赤く染まっていて、前より強そうだけど、それ以外にもなんかコイツは異質な気がする。なんか賢そうだ。俺は握り直して構えた剣道のような構えを解いて、ほうきを少し下におろした。グリムは少し怒ったような口調で「ナゼだ、なゼ人間は戦う意思をミセなイ。またシニタイノカ?オレの代わりにマキモノに入りたいのか?」と問いかけてきたが、俺は問答無用と言わんばかりの勢いで「お前だって、さっきの奴らと違って、すぐに戦いを挑んでこなかったじゃんか!。もしかして僧侶みたいなヤツだから回復しかできないとかそういうんじゃねーだろーな!!」と言うと、グリムは少し渋い顔をして黙り込んだ。追い込みをかけるように「図星かよ。」と言うと。グリムは両手を前に出して何やらぶつぶつ言い始めた。俺は真っ先にこれが呪文を唱えていると分かったから手に持っているほうきを投げつけて、グリムの集中を解かせて、顔面に一発殴りを入れた。そしてボールを投げるかのように、グリムの頭を掴んで廊下側のドアに向かって投げつけた。一瞬で終わった。グリムは「ぎぁぁあぁぁぁぁぁぁああぁぁ」と悲鳴のような奇声をあげて黒い湯気のようなものに包まれて消えた。これが消滅だと、考える余地もなく俺は理解した。2人の方を見てみるとシュンとまほちゃんは俺のほうをみて呆然としている。「終わったぞ!」って言っても、少し軽くうなずくぐらいでとても敵を倒した後の喜びの反応とは俺には思えなかったから、「なに?俺なんか変な事した?」と聞くと、また、真っ先にまほちゃんが答えた。「手が、変だった。」俺は少し戸惑って、「手が変ってどうゆうこと?」って聞くと、今度はシュンが「火みたいのが手から出てた。オーラみたいなのが纏ってる感じだったんだよ。」と言った。そのとき俺の頭に朱雀という文字が一瞬、まるで電気がはしったかのように浮かんだ。「朱雀の力じゃないかな?」と俺がシュンに言うと、シュンはさぁね?と言わんばかりの表情をしながら首を傾げて少しうなずき「うん」と言う。反応の薄さに少しいらついたが、気にしないようにして黙った。そのあと俺は教室の黒板のすぐ上にある掛け時計を見た。11時34分そろそろ先生が言っていた見回りの用務員さんが来る頃だ。俺は両親いないし、シュンの両親も海外に出張していて今は仮にも一人暮らしだから大丈夫だけど、まほちゃんは両親厳しいらしいし、門限もとっくに過ぎているはずだ。俺は「もう、こんな時間だ、帰らないとな。」と言って掛け時計を指さす。まほちゃんは慌てて自分の席のほうを見て「かばん」と言った。一瞬、ん?と思ったけど、親から心配されて連絡が何件も来ているんじゃないかと思っているのだろう。俺はまほちゃんの机に掛かっているカバンを持ってまほちゃんに渡した。ガサゴソとカバンを探して携帯を取り出した。やっぱり。なんかピタリ賞みたいで嬉しかったがまほちゃんは、「え?」と言って携帯の着信件数を俺たちに見せた。55件。まぁ厳しい親ならこれくらいの着信はおかしくないよな。俺は納得したけど、シュンがすごく疑問を持っています!みたいなまなざしで携帯の着信件数をみて「少ないね」と言い、それにまほちゃんもうなずいている。おれには意味が全くわからない。俺は「え?多いんじゃないのか?」と聞くと、まほちゃんが「中学の時にね、友達の家に行った時にね、おもしろい漫画 みつけちゃって、読んでたら夜の10時過ぎてたんだ。それで携帯みたら着信件数282件もきてて、友達の家にいたんだから大丈夫だよ、心配しすぎって言ったらもうその子と遊んじゃダメって言われてさ。9時くらいでも100件は来てたのに…」と言ってうつむいて携帯を下に置いた。画面を見てみると、着信件数通知の下で電話録音メモのマークが点滅していた。おれはあれ?と思って、「ちょっと携帯貸してもらえる?」と聞くと、いいといってくれたから、俺は携帯のその録音メモを携帯で通話するように持ちながら聞いた。はっきりいって吐き気がするような内容だった。(……ツッ、「母:もしもし?まほ?聞こえてるの?電話に出なさい!何の為に携帯持たせてると思ってんの??ねぇ、はぁ…。あれっ?先生から貰ったって喜んでた巻物みたいなの光ってるわよ?あれどうやって作ったのかしら………キャッ、」ガタン……コツ…コツ…ガンッ…グチャグチャ……ポタッポタッ…ペタペタペタ………「父:どうした?、おい!大丈夫か??返事をしろっ」ガッ…ツーツーなにか絶対おきたような内容だ、そのときだった。グリムの言った事が完全に今聞いているかのごとく頭の中で再生された。「ナゼだ、なゼ人間は戦う意思をミセなイ。またシニタイノカ?オレの代わりにマキモノに入りたいのか?」さっきのグリムが言った事がもし全て本当だとしたら、まほちゃんの両親の安否が確実に保証できなくなる。なぜか、それはグリムが言った事を軽くまとめると、すぐにわかる。グリムは巻物に封印されていて、それが何らかの影響で解き放たれた。その巻物に俺たちが死ぬと封印され、それ以外の人は力を得る為の道具に過ぎない。グリムは殺したらその人の力を得る。こんなところだろう。さっきの違和感はもしかして、人間を殺したら力を得るというグリムのが特性でまほちゃんの両親の力が加わったからじゃないのか?と最悪の状態が頭の中をよぎった。

次回をお楽しみに!!!!・3・ファンレター意見募集中!!え?あ、はい。ごめんなさい;3;

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