表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

episode02

えっと、ですね。ごめんなさい!!!! 書いてる途中に眠ってしまって。なんか浮かんだアイデアが1つ消えてしまいました;3;とりあえず、続きです。・3・ノ

潤って少し充血したまほちゃんの目と目が合って、恥ずかしくなった。シュンはぼ

〜っとして、すぐそばのイスに手をかけてあぐらをかいてすねあたりをなでている

、相当痛かったんだろうな。俺の意識も少し戻ってきて、目がさっきより簡単に開くようになってきた。まばたきが楽だ(笑)。それにしても、周りはもう夜の暗さだ、こんな時間まで校庭には居た事あるけど、校舎にいたことは人生で3回目くらいだ。そんなことを考えていると、シュンがぼそっと何かを言い始めた。「今日の

おれらさ、なんかすごい事体験したよな。グリムとかいう、ハ◯ーポッターとかにでてきそうなヤツと戦ったりしたし、おれの蹴りアイツに当たって倒しちゃったし

。」すこし元気になった俺は「そう、だな。」とさっきよりは弱くない口調で返した。いろいろ納得はしたような気分になったけど、1つだけとても大きな疑問が湧いてきて、気になってしょうがなくなり、とうとう口にだしてしまった。「まほち

ゃん、あいつと目が合ってたけど、大丈夫?」と、そうだ。疑問というのは、RPG

みたいに、雑魚キャラ独特の呪文みたいなのとか、掛けられたりしてないか。というなんともゲーム好きらしい疑問だ。それに対して、まほちゃんは「え?」と言って、すごい不思議そうな顔をしていた。俺もその表情になぜか「え?」と言ってしまった。まほちゃんは続けて「え?グリムとかいうのが喋ってたの聞こえなかったの?」シュンと目を合わせて首を傾げる。まほちゃんは少し怖がっているように震えて言っていた事を覚えている範囲で教えてくれた。「あ、のね。グリムとかいうのが言ってたのは、わたしたちは何かの手下だとか、自分たちの仲間を殺した奴らの仲間だとか、わたしは乙女食いの生け贄で、絶対にあの人の元へ連れて帰らねばならない。とかって。」俺は血の気がひいた。そんなこと一切聞こえていなかったからだ。「シュンも聞こえたのか?」と俺が聞くと、シュンも聞こえていたかったらしい。となると聞こえていたのはまほちゃんだけだ。「あ、もう1つ思いだした

。」とまほちゃん、2人同時にまほちゃんの方に注目した。「あのね、わたし達にはアッシェ?とかいう人から力を与えられた人間だとか言ってた。」俺の脳のなかで、なにかがひらめき、急に前の事を思い出した。2年の5月頃、足江あしえ

という古文のちょっと小太りな教師から、百人一首大会の景品で俺らのグループは掛け軸を一人ずつもらった。そのとき3人は同じグループだった。そして、その掛け軸にはひとりづつ違う言葉が書かれていて、俺のには『汝、万物統べる力あり、朱雀より御加護あり。』と書かれていた。その時はうわぁ、この先生中二病じゃん

とか思って少しバカにしてたけど、今の状態に当てはめるとアッシェと足江はとても発音が似ているし、『万物統べる力』っていうなんだかよくわからない力という

のにもあてはまる。・・・。俺はそれを教えなきゃって思って少し体を起こして話した。するとまた立て続けに、前のじいちゃんが話してくれた昔話も思い出した。「今ので全部繋がったよ・・・。アッシェは古文の足江だよ。力っていうのは足江の授業で5月くらいにやった百人一首大会の景品の掛け軸の内容。手下って言うのは、多分俺らが四神と呼ばれる中国から伝わった神でそれらを統べる日本で出来上がった神話の神龍の手下って事だよ。俺の掛け軸の最後にもその四神の1つの朱雀っていうやつが書いてあったし。自分たちの仲間を殺したヤツの仲間っていうのは多分、四神の俺らが持ってない残りの1つを持ってるヤツが殺したんだと思う。まほちゃんって、確か乙女座だよね。じいちゃんから聞いたんだけど、昔の日本では殿が美人の一般女性を城に連れ込んで、夜遊びをしていたらしい。それを俺の先祖は乙女食いって呼んでいたらしいんだ。多分だけど、あの人っていうのは殿のことだよ、相手方のね。まぁRPGゲームでいったら魔王的な立場だろうね。」と、2人は唖然として俺の方を見ていた。当たり前だな、俺が犯人なんじゃないかってくらい話の筋道が通っていたら唖然とも呆然ともするさ。そんな中まほちゃんがこの唖然を破った。「わ、わたしもそれ少し考えてた。確かわたしのは『他者を癒す力』って書いてあった。それと

、玄武って書いてあった気がする。」続いてシュンも「あ!!おれもそんなこと書いてあった!!おれはね〜確か『何物も貫さぬ力』で青龍だった気がする!!」や

っぱり?と思ったが直後に俺はものすごく嫌な予感に狩られた。何かというと、朱雀も玄武も青龍も力が俺の意味不明な力と『守り』の力だけだからだ。「・・・・ということは残りは白虎か。グループって誰がいたっけ?」2人とも首を傾げた。俺も前のグループの時はまほちゃんとシュンが同じグループっていうのしか記憶にない。そんなに影の薄いヤツが白虎であのグリムを軽々しく殺せるとも思えない。すごい疑問の渦が頭のなかでぐるぐるぐるぐる回転していた。こういうときに頼りになるシュンを見ても、渋った顔をしている。と思った矢先、シュンが宝くじが当たったかのように嬉しそうな顔をして「あ!!!」と言った。まほちゃんは驚いて

ビクッとしていた。見ていた俺はびっくりしなかったので、「なにか思いついた?

」と冷静に聞いた。シュンはまるで遊園地にいる子供のように「そう!!思いついた!!あのね、あのね!!おれらのグループね、やっぱり3人だけだよ!!」と言

った。「え?」「え?」と2人は首を傾げる。シュンは続けて「だ〜か〜ら!!おれら3人だけだったんだって!!」まほちゃんが「え?3人だけって?グループは4人グループじゃなかったっけ?」というと、そのときの事を鮮明に思い出した。

「あぁ、そうだったな!俺らだけ3人だったんだよな。」まほちゃんはまだ不思議そうな顔をして「まって、残り1人って学校来てないの?」と言ってまだ全然分か

らないって顔をしていた。「そうだけど、それがかなり問題なんだよね・・・。」と俺が言うと、シュンが「あ・・・思い出した。確か来てないのってアイツだよね

?」少しうつむき加減で言った。俺はまだ分かってないまほちゃんに教えようと思

って話始めた。「えっと、ね。そいつね、入学式の日に俺らのクラスの不良をふるぼっこして、全治1ヶ月の怪我負わせて、2ヶ月の停学くらってるんだよね・・・

。簡単に言えば超問題児。」まほちゃんは「先生その人にも掛け軸渡したのかな?

」と言った。シュンは「多分・・・」と言ってうつむいた。俺は暗くなりかけてるこの空気をどうにかしようと思って、「でも、渡されてたとしても破いて捨てちゃ

ってるんじゃねーかな!!あはは」と言って少し場を和ませようとしたが、逆効果

になってしまった。シュンがまたうつむいて「って事はアイツの力わかんないじゃん・・・」といってさらにうつむいてしまった。暗い空気が部屋を包んだ。

その時、教室の後ろの水槽の近くで小さなブラックホールみたいな物が渦巻いて少しずつ大きくなり始めた。中からは緑色バージョンのグリムが出てきてブラックホールみたいなものは小さくなって消えた。俺に話かけてきた。「キサマらオレラのなかまコロした、オレはキサマをユルさない。オマエラ全員コろす。そしてチカラ奪う。」俺は聞こえたけど。他の2人には聞こえてないらしい。俺は瞬時にこれを2人に伝えた、俺はまだ傷の手当もしていなく、殆ど動けない。するとまほちゃんが「今度はわたしが倒さなきゃ。」といって立ち上がろうとした。俺はとっさにまほちゃんの手を掴んだ。まほちゃんがこっちを見て顔を赤くする。その時だった。まほちゃんと俺を黄緑色のケムリのようなものが一瞬包んで散った。背中の傷は完全に癒えて痛みもなくなった。回復魔法?ゲーム好きらしい発想だ。そんでゲームっつったらやっぱり立ち上がって代わりに戦うってやつだろ!!と思って、俺は近くに落ちていたシュンに投げられたほうきを持って俺は立ち上がり「おっしゃ!シュン、いくぞ」といってほうきを握り直した。

ありがとうございました! よかったらコメントどんどん書いちゃってください・3・ノ

内容が少し子供っぽいけど、これからもよろしくおねがいします!!!

次回は6月10日掲載予定です!お楽しみに!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ