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episode01

本編です!!読んで下さい!!※気分で書くので、気分で読んで下さい!早く書け!とかいわれたらどんどん書きます!!では・3・ノ夢の世界へLet's Go!!


キーンコーン、カーンコーン。と夏休み前の最後の学校の授業終了のチャイム。「いつものコンビニに11時な!忘れんなよ!!」と不良グループのたまり場を全員にわざと聞かせるかのような声での集合予告が教室に響きわたって、すこし教室中がどよめき、教室からみんなが出て行き2、3人が教室に残るという。いつもとなんら変わりのない光景。いつも変わるのは右隣の席で学校で評判のアイドル的存在の”佐々木真穂”通称まほちゃんのきれいさくらいだ、てか、それ以外興味無いからみてないけどね(笑。とか思いながら楽天的に高校生活を満喫しているだろう”栗林隼”通称シュンの右後ろの席に座っている俺。クラスの左端の方にできた妙な三角コーナーが静かな教室で出来上がっていたとき、ふと授業の予定が書いてある紙を家に忘れた事を思い出して、少し恥ずかしかったから、シュンの方を横目で見て俺は軽く独り言のように「明日の授業ってなに?」って言った。シュンは「・・・ねぇよ、おれじゃねぇっていってんだろ。」となぜか怒り気味で小さな声で呟いて黙った。意味がわからない。なんかの犯人みたいって言われるのを否定したようにも聞き取れたけど、俺に怒られるようなことをするようなほど、仲は絶対悪くない。意味が分からないまま、気分が沈んだ。すると、前のまほちゃんが「えっとね、1時間目は数学で、2時間目は・・・」といきなり振り返って明日の授業の予定を言い始めた。ラッキー!!って思ったけど、シュンの反応はなんなんだ!!!!!!!んにゃろって思って、小さく舌打ち。少し間が開いて、まほちゃんはなにか小声で呟いて数秒後くらいに「え、やっぱりそうだよね、ごめんね。」と言ってちょっとうつむいてしまった。俺の頭の中でめっちゃ大きい渦潮が起こっているみたいに頭の中が混乱した。「え、あ、え?」って自然に声がでた。まほちゃんは一瞬顔を上げてまたうつむいた。この妙な3人だけしか居ない、気持ち悪いほど静かな教室の空気を断ち切りたかったのかどうか分からないけど、俺はシュンに「そういえば、一昨日のテストどうだった?」って聞いた。シュンは全く無反応だ。サヤちゃんはまだうつむいている。まほちゃんに「さっきのはうそだよ、ごめんね。」って何がなんだか全然わからないけど謝った。けどまほちゃんも無反応。なんか変だ。2人で組んで俺をいじめてんのか?って思ったけど怖いくらい学校は静かで、めっちゃ車が通るはずの道路からも一切音がしない。とりあえず教室を出よう!!っておもってドアを掴んだ。3cmくらい開いているのにそこから一切動かない。え?これって隔離空間ってやつ!?俺達だけ別世界にいる、みたいな?もろRPGやん!ってちょっと楽しくなったけど。その楽しさは一瞬の間に砕かれた。「あれ?私、こんなとこで何してるんだろ」とサヤちゃん。「あれ?おれこんな時間までなにやってたんだろ?」とシュン。俺は少し嬉しかったけどさっきの事もあって微妙なテンションになった。んでちょっと怒り気味に「見りゃ、わかんだろ!!ドアが一切開かねーんだよ!」と言った。するとそれにかぶせるように「ねぇ、なんでこんなに静かなの?」とサヤちゃん。俺はドアから離れて、2人の近くに歩み寄ってこう言った。「わかんねーよ。さっきからずっとこうなんだよ、2人が黙ってからずっとな」2人は唖然としている。「いや、だってたくが喋んなとか黙ってろとか言ってきたんじゃん、しゃべってないっていってんのにさ・・・」とシュンが言うと。まほちゃんは顔を赤くして「だって・・・・のに、・・・っていったから・・・」と半泣きになった。シュンが「へぇ〜、そうだったんだ〜、なのにそんなこと言うとか、おれはめっちゃ可愛いと思うけどね」っていったなにいってんだこいつらっておもったけど俺はまほちゃんの言った重要そうな部分が全然聞き取れなくて「え?なに?ごめんね、もう一回言ってもらえる?」と言って、ちらっとまほちゃんの方を見た。するとサヤちゃんの赤面していた顔が青ざめて黒板の方をふるえながら見ていた。俺は「ん?」と思って黒板の方を振り返ってみて見ると。赤くて小さいが、角があって羽の生えた小人みたいなのが教卓の上に立ってなにか呟いている。びっくりした。あれはよくゲームとかに出てくるグリムとかいうやつだ。なんでかわからないけど、まるで知り合いだったかのように全く怖がる様子も無く俺の口から「あれグリムじゃん!」って声がでた。そのグリムは妙な鳴き声で俺らの方を凝視してきた。でも、俺は見られていない。たぶんだけどシュンでもない。となると。さっきから黒板の方を見ているまほちゃんの事をグリムは見ている。と、とっさに頭の中で(守らなきゃ)って思って、まほちゃんの視界を遮るようにまほちゃんの前にでた。するとグリムは「キシャーウゥ」と明らかに分かるような威嚇の仕方で俺に威嚇してきた。こいつ絶対まほちゃんを狙ってる、どーすればいいんだ。シュンは俺の心を読み取ったかのように、掃除用具ロッカーからほうきを2つとってきて、俺に「おれら2人で守るんだ。」って言ってきた。だけど、俺はあたりまえすぎる事を言われて妙にむかついた。けど一応RPGみたいにかっこよく見せるために「おう!」って言った。まほちゃんの手が俺のカーディガンを掴む。嬉しさときゅんってなる気持ちでテンションがめっちゃ上がったけど、なにか分からないワクワクや恐怖が混ざったようなものに押しつぶされ、テンションは普通に戻った。シュンがほうきを投げ、俺はキャッチしたほうきを片手に教卓に向かって走った。思いっきり振るとドスッ、よっしゃ命中!!ガシャーンと窓ガラスを突き破りグリムは落ちていった。「たく!」「広瀬くん!」2人の声が教室に響く。「よし、片付いた!2人とも無事ザシュッ……か……」倒れ様に後ろを振り返ると黄色バージョンのグリム。とても恨めしそうな目で睨みながら、俺の背中を引っ掻いた時に付いたであろう赤い血を鮮明に見える黄色い舌でなめているグリムの舌がオレンジに染まり。意識が薄くなる。グリムが振り返って、まほちゃん達の方へ向かっていく「くそっ…」と余力を振り絞って教卓の近くまで這ってグリムから離れながらシュンの方を見上げると。シュンがグリムにほうきを投げつけ、駆け寄って、お得意のサッカー魂全開の蹴りで近寄ってきたグリムを蹴り飛ばしてシュンは机に足をぶつけ、ものすごく痛がってはいたが、黄色いグリムはうまく机の間を通り、窓ガラスを割りに下に落ちていった。意識がもうろうとするなか。シュンとまほちゃんは声をかけ続けてくれている。それだけは分かった。何分経ったのか分からないけど「…くま!……たくま!」「広瀬くん!」「櫂馬たくまくん!!」少し、意識が戻った。まほちゃんがちゃんとした下の名前で呼んでくれた!!「シュ…ン、ま…ほ…ちゃん」と情けなくなるほど弱々しい俺の声。助かったんだなって思った。すっかり辺りは暗くなっていて、教室には明かりがついていた。「ほっ、よかったぁ・・・すこし歩けるくらいになったら、手当しなきゃいけないから、保健室ね」とシュン。「あぁ…」とまたも弱々しい俺の声。情けない。あれ?まほちゃんはどこだ?って思って、力が入らず少し目しか開かない目を頑張ってもうすこしを開けて、ものすごくゆっくりだけど右を見てみるとそこにつかれはてたように座ってすこしうつむいていたまほちゃんがいた。「ありが…とう」というと、まほちゃんはまたちょっとだけ目を潤して「うん。」って言ってうなずいた。

読んで頂きありがとうございます。文法ひどくてごめんなさい;3; アドバイスや、感想、ファンレター(照)などまってます!!次回をお楽しみに!!

ちなみに次回は6月3日掲載予定です!では・3・ノ

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