宿の部屋での会話
私が泊まる部屋は、白を基調としていてとても可愛らしい部屋でした。それに部屋に備え付けのお風呂までありました
「凄く可愛らしい部屋ね、とっても広いし快適に過ごせるわね!」
実を言うと公爵家の屋敷の自室も好きなのですがこういう可愛らしい部屋にも憧れがあったので…
「奥様がこのお部屋をお嬢様にと、おっしゃって居られましたよ!きっとお喜びになるだろうと」
「お母様が……後で会ったときにお礼を言わないといけないわね」
お母様は私が何も言わなくても憧れが分かっていたようですね。少し恥ずかしいような……嬉しいような……
「お嬢様、夜にはご家族の皆さんとお食事をする事になっています。なのでその時に奥様にお礼を言ってはどうかと、奥様とってもお喜びになると思いますよ!」
「ええそうするわね、メリーありがとうそれと食事の時間わ何時からなの?」
「はい、7時30分からとおっしゃって居られましたよ」
今が大体6時頃なのでかなり時間がありますね
「ありがとうメリーあなたも長旅で疲れているでしょう?今日はもう大丈夫よ」
「いえ、お嬢様の近くに居るのが私の楽しみですから!お嬢様から力を貰っているのです!……それにお嬢様が居たからこそ私は、メリーは生きていられるのですよ」
「メリー……」
私はメリーを抱きしめた
「お嬢様!どうしたのですか?」
メリーが凄く驚いた顔をしていたそして私はメリーに前から聞いて見たかった事を言った。
「メリー、あなたは幸せ?」
ずっと会ったときから聞いて見たかった事だった
「メリーは、優しいお嬢様や優しい公爵家のご家族の皆さん他にもずっと良くしてくれる同僚の方達優しい上司の皆さんに囲まれてとってもとっても幸せなのですよ、お嬢様」
メリーが静かに涙を流しながらそう言った
「良かったあなたが幸せで居てくれて、私は嬉しいわメリーあなたとは出来ればずっと一緒にいたいものこれからもよろしくね、メリー」
「はいお嬢様メリーはずっとお嬢様と一緒ですからね!」
メリーが笑顔でそう言った。
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