公爵家の家族
公爵家の屋敷に着いた途端2才上の姉であるミカエラ・フォートナーが急いで駆け寄ってきた
「アメリア大丈夫?あのバカに怪我をおわされたりしてない?私あなたの事が心配で…」
ミカエラ姉様は、父に似た輝くストレートの金髪に母に似たアメジストのような紫色の目をしていて美女だと言われ社交界でも有名な令嬢として名を馳せているが、若干私の事になると融通が利かなくなってしまうのがたまに傷である事以外はとても良い姉である。
「ミカエラ姉様私は大丈夫です。何もありませんでしたよ全然平気です!」
「よかったわ安心した。メリーもありがとうね」
私の後ろに控えていたメリーにそう言った
「もったいなきお言葉ですミカエラお嬢様」
メリーとミカエラ姉様と話ていると5才上の兄レイアス・フォートナーが駆け寄ってきた
「アメリア大丈夫か!」
レイアス・フォートナーは公爵家の次期当主でありその優秀な頭脳から王城で文官として働いている。私と同じ銀色のストレートの髪にミカエラ姉様と同じアメジストの色の鋭い目をしていて美丈夫だとよく他の令嬢達から騒がれていた。そしてシスコンである
「よかった!大丈夫そうだな」
「心配を掛けて申し訳ありませんレイアスお兄様私は大丈夫ですよ!」
その後ろから更に父と母が駆け寄ってきた
「大丈夫だったようだね、アメリア」
そう私に声をかけて来たのは父であるクレイル・フォートナーだった輝く金髪と紅い目をした人である鋭い目元が印象的な美丈夫である
「アメリアよかったわあなたの顔が見れて」
そう言ったのは、私の母アマリア・フォートナーである。私と同じ銀髪とアメジスト色の目をしている美女である。昔社交界でその美貌を讃えられた人である。
「お母様、お父様心配をおかけしてしまい申し訳ありません。」
「大丈夫だよ。顔を見れて安心したよ」
この人達が公爵家の私の大切な家族達です