疑いの目
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部屋に戻ってきた私達をお姉様が心配して居ました。お姉様の第一声が
「お兄様アメリアに変な取引を持ちかけたりしていませんよね?」
だった。お姉様は昔から本当に鋭いですね
「いいえ?本当にただのお話でしたよ?お兄様が持ちかけてくる取引なんて怖くて乗れませんもの」
私は心配してかつ疑っているお姉様に微笑みながらそう言いました。
「そうだよミカエラこれはただの話だったよ?それにアメリアに可愛い妹にそんな取引なんてするわけないだろう?」
お兄様が何事を無かったかのような満面の笑みでそう答えました
「そう?ならそう言う事にしておくわね」
お姉様は、納得していないようでしたがそう言ってくれました。
「まあまあ、喧嘩はやめなさい。これからルグセウス王国に行くのだから今ここで体力を使ったら馬車の移動が辛くなってしまうよ?」
そう言って間に入ったのはお父様でした。
「二人とも本当に何も無かったなら良いじゃない!そんなに心配する事は無いわよ!」
そう言っているのはお母様でした。
そうして、お母様とお父様が止めに入ってくれたのでこれ以上この話が持ってこられる事はありませんでした。
そして私達は泊まっていた宿に宿泊料金を支払い再び馬車に乗り込みました。
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