表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
連載版あなたは、いいんですね?  作者: 有馬 真夜
19/33

朝の時間

朝の支度を終えて昨日の夜に食事会をした場所に向かうと、お姉様とお母様が一足先に席に着いて居ました。


「おはようございます。お母様、お姉様」


「おはよう、アメリア!とっても良い天気ね」

お姉様がそう言って私の近くに寄って来ました。


「アメリア、おはよう寝坊はしなかったのね?」

お母様がそう言って揶揄ってきました。


「お母様、アメリアをそう揶揄わなくったって良いんじゃない?お父様とお兄様の方が寝坊している物」

そう言えば、お父様とお兄様を見かけませんね

何かあったのでしょうか?


「お父様とお兄様と言う組み合わせは珍しいですね?昨日何かあったのですか?」


「ああ、お父様とお兄様には私の方から()()()()をしていたのよ!大丈夫何かあったと言っても大事じゃないから」


「?そうですか……では、問題は無いですよね……?」

少しばかりかお姉様の言葉のお話の部分が強調されているように聞こえましたが、気のせいですよね……?


「ええ、アメリア別にミカエラがレイアスやクレイルと喧嘩した訳でわないから安心して」

お母様がそう言うんでしたら多分大丈夫でしょう……多分ですけれど


「メリー申し訳ないのだけれど、お兄様を起こして差し上げて欲しいのだけれど……良いかしら?」


「えっ!私ですか?良いですけれど……」


「ありがとうメリー!よろしくね!」

そう言ってメリーはお兄様を起こしに部屋に行きました。


「お兄様は、何時になったらメリーを私の()()()()にしてくれるのかしら?」

私は速くお兄様にメリーを婚約者にして欲しいのだけれど……


「アメリア、しばらくは多分我慢よ!大丈夫お兄様は絶対にメリーを婚約者にしてくれるわよ!」


「そうですよね!お母様もメリーがお兄様の婚約者になっても反対はしませんよね?」

たとえメリーがお兄様の婚約者になったとしてもお母様やお父様の承諾が無ければ難しいですからね。


「ええ、勿論メリーはとっても良い公爵夫人になるに違いないわ!それにレイアスはメリーの事ををずいぶん気に入っているようだし……」


「私達であの二人を頑張って引っ付けましようよ!」

こうして本人達の知らない合間にメリーをお兄様の婚約者にしようと言う話が持ち上がり、この話はメリーがお兄様とお父様を連れて来るまで続きました

ご感想、誤字報告、いいね、ご評価、ブックマークなどよろしければお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ