校内争6
投稿し直し
ルールはただ相手を無力化するか 降参させれば良いらしい
当然大怪我を負わせる可能性のある魔法は禁止だ
千早は持ってきていた棒型の魔装具をポケットから出した。
これは魔力を注入することにより持ち手より先が作られるタイプのものだ。
下手に大怪我をさせないため普段使う刀型の物は持ってきていない
そして左手に銃タイプの大きく威力を制限するリミッターをつけた魔装具を持つ
両方同時に魔力を注入して準備は出来た事を告げる
生徒会長から開始の合図が告げられる
その瞬間左手に持った銃で
魔法を撃ち出すのではなく何発か魔力弾を撃つと同時に地面を強く蹴り右斜め後ろに下がる。優華はすでに大きく後ろに下がっていた
その直後に僕が立っていた場所を魔力弾が貫いた
今のは二宮が撃ってきた物だ
他4人は防御魔法を二宮と自分達の前に4重壁となるように重ねている
どうやら二宮だけが攻撃を仕掛けるつもりみたいだ。
魔法発動速度は中々の物だが僕と優華の方がまだまだ早い。
ただあれだけ防御に集中してくるとは思わなかった。
優華が僕を魔力障壁と物理障壁を二重で囲う
圧縮された魔力は物理作用を持つ。
だが魔法として放った方が圧倒的に大きな力となる。
にも関わらず魔力障壁を同時に使ったのは僕に直接魔法をかけられる可能性を考慮して、だろう。
心配しなくても相当な実力差がない限り戦闘中直接魔法士に魔法をかける事など出来はしない のだが。
彼らにこの障壁は破れないだろう
そう確信した僕はゆっくりと歩いて近づいていく。
二宮も破れないと思ったのか優華を対象として
魔力弾ではなく 烈火 と呼ばれる
任意のタイミングで爆発させられる射撃魔法を連続して放つ。
僕はその魔法を防ぐ 事はしなかった
烈火が優華へと迫る
今にも爆発しようかというその時
圧倒的な魔力が辺りを覆った事によって魔法は爆発 という命令を実行することが出来なかった。
爆発出来なかった火を優華は少し体を逸らして避ける
彼らから狼狽が伝わってくる
そうしている間に千早はもうあと10メートル というところまで接近していた。
左手の銃を右へと向ける。
さっき二宮が使った烈火だ
ただ千早が撃ったのは誰もいない全く別の方向だ
当然これには意味があった
烈火 は爆発する火の玉を撃ち出す
という魔法だ。
それは当然右に撃ってから左へと魔法の火を撃ち出す事で何かを迂回するような進路を取る事も出来る。
壁のない真横からの方角に驚愕している彼ら
千早は上 左 正面 の順に烈火を放つと同時に足に力を込める
彼らがそれぞれが素早く各方向へ障壁の方向を切り替えたのは流石だと言わざるをえない
そして火の玉は物理障壁に当たる前に爆発する
千早はすでに飛び上がっていた
二宮達の真上に。
上空から圧縮した魔力弾を五発
千早が着地した時には全員が崩れ去っていた
一瞬時が止まったかのようだった
彩香より千早の勝利が告げられ、歓声が上がる
優華の元へと歩いていく
「勝てたね」
「当然ですね。最初から負けるなどと思っていませんでした」
この自信はどこから来るのだろうか
ここで彩香が言った
「お疲れ様。
二宮君は少し貴方達の実力を見誤っていたようね」
お礼を返し言った
「それにしても何でこんな人が多いんですか?」
周りを見渡しながら彩香は
「やっぱり一条君の名前の影響力かな?
二宮君も有名だし」
「全員野次馬って事ですか」
彩香が可笑しそうに笑う
「嫌なの?」
「少なくとも嬉しくはないですね」
「嫌なのね」
バレているのはわかっているが頷くと負けのような気がするので
「それはそうと 二宮先輩達はどうしましょうか」
二宮達は気絶している
そこまで強力な攻撃 というわけでもないのですぐに目を覚ますとは思っている
「そうね。寝かせておくわけにはいかないよね」
彩香が声を張り上げて言う
「誰か、二宮君たちを保健室まで運んであげてくれない?」
その声で数人が動く
そして僕は帰ろうとすると日高達が走ってきた
「やったな」
「うん。それはいいけどかなり目立っちゃったなぁ」
「明日にはどの程度有名になってるか楽しみだな」
日高が楽しそうに笑っている
「やめてよ....」
美柚が
「良いなーあたしも有名になりたいなー」
こんな会話をしている傍らで千早が
考えていたのはもっと静かに暮らしていたかった という事だった
やっぱり全体的に動きと説明が足りない気がしてます
ただ難しい




