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魔術と霊術  作者: 伝説のあいつ
入学編
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入学後編

入学式後編です

校長先生が何か言っている。

入学式は退屈だ。

時間的にはそろそろ終わるはずだが

一向に終わる気配がない。

少し周りを見渡してみると同じように暇そうな

男子生徒と目があったので軽く笑いかける。

あちらも同じように軽く笑いかけてきて

仲良く出来るかな?と少し期待してしまっている僕がいる。

中学 という複雑な時期で地位 そして強い魔力を持ち、腫れ物のように扱われていた千早にとって

立場とか力を無視して付き合いの出来るような友達が欲しい それは願いだった

自分がそういう風に動くべきなのはわかっているにも関わらず千早にとってそれは難しくて、周りに何かを期待している

入学式が終わり、教室に戻ろうとしたらさっきの男子生徒が声をかけてきた。

「お前名前なんて言うんだ?やっぱ入学式なんて退屈だよな!」

少しは名前の知らないままでの付き合いがしたかった

でも聞かれてしまったからには答えるしかない。

男子生徒の目を見て答える

「一条千早 だよ」

「一条ってあの一条か?」

初対面の相手にこんな事を思うのは失礼にあたるのかもしれないが軽薄そうな印象を外見からは感じていた

「うん。多分その一条だよ」

「スッゲーな!!お前あの一条家の息子かよ!!!」

こんな反応は初めてだった

どう返していいか戸惑う千早に

今の会話が聞こえていたクラスメイトは

「一条が同じクラスに!?」

「一条君って家はどこなの?」

「一条君って女の子みたいだね」

意外にも好意的な反応ばかりだった。

一部は少し避けているように見えるが大多数が

好意的な反応を示している。

後ろにいた優華が優しく笑いながら言った。

「良かったですね、千早様。」

女子生徒が千早様 という言葉に食いついた

「千早様?様ってどういうこと?」

優華が答えた

「私は千早様の従者です」

別の男子生徒が呟く

「こんな可愛い従者がいるなんて羨ましいな....」

「ところで従者って事は2人で同棲?」

女子生徒が目を輝かせて聞いてくる。

「なんで真っ先にそういう思考にいたったの?」

女子生徒の質問の答えは優華が言った

「はい、2人ですね

入学するにあたり近くに家を買ってもらいました」

家を買ってもらった という部分に賞賛の声が上がる

「ところでそろそろ教室に戻りませんか?」

当然反対意見など無くみんなで教室へ戻る。

簡単な説明を受け、帰宅する。

「皆さんあまり色々と気になさらない方ですね」

「そうだね、正直嬉しかったよ」

自然と笑みが零れる。

「あそこのケーキ屋、寄っても構いませんか?」

「良いよ、行こう」

明日から皆との高校生活が始まる。

久々に明日が楽しみだ。

後編完結ではなくとりあえず投稿した感じです

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