表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔術と霊術  作者: 伝説のあいつ
入学編
10/10

校内争7

土曜日で貯めるつもりが貯まらず

家に帰っている最中誰かの気配があった

優華と美柚は気付いていないようだ

そのまま歩き続ける事数分、気配が消えた

軽く息を吐いて

「今さっきまで誰かが後をつけてきていたよ」

美柚と優華は最後まで気付かなかったらしく

目を見開いている。

「なんで教えてくれなかったの!?」

驚いた様子で美柚が言った

まあ当然だろう

それに理由もなく黙っていた訳ではない

「今朝のニュースは見てたはずだけど

覚えてる?」

「えーっと何かに襲われて街中で意識を失う人が

続出してるってやつ?」

「そう、あれは魔法ではなく霊術みたい」

魔法が存在しないものを生み出したり現実を変える技術だとするなら、霊術は別次元との扉を開きエネルギーや別次元の生物を無理やりこちらの世界に引っ張り込む技術だ

「設置されてある街灯カメラの写真を見て別次元から召喚されたテスだと父さんが言っていた」

別次元から召喚する時特に契約などは存在しない

よって最悪の場合召喚者自身が喰われてしまう事もある

「テスってあの小型の犬と猫の中間みたいなやつ?」

「そうだよ。試しに召喚したほうが良い?」

「やめてよ、シャレにならないんだから」

「ははは....」

強制的に送還する事も可能なのだが彼女は霊術を使えないのでそんな事は知らないだろう。

霊術の特徴としてはあくまでエネルギーや生物を召喚する事は出来ても自分の意思で何かさせる事は出来ない。

そして霊力は物理的な作用を持たない

魔法を防ぐ手段が基本的に存在しないのだ

だが魔法の場合魔法力次第では霊術で生み出された力に対しての慣性消去 もしくは障壁魔法で完全に防ぐ事が可能だ

だから霊術使いは銃を併用する者が多い

別次元から召喚した生物は霊力の干渉を受けるので

霊術士は霊力を弾丸へと変え、撃ち抜く事が可能だ

当然現実に呼び出した以上物理的な干渉も無視できないが物理的な干渉には滅法強い

だが自身の身を守る術を持たない霊術士では魔法士には敵わない。それが一般常識だ。


千早は今風呂に浸かっていた

1人である事から謎の安心感を感じて

しまったせいか思ったことを自然と声に出していた

「明日からどうなるんだろう?

これ以上何もしてこないと思いたいけど...」

脱衣所の扉が空いた音がした。

おそらく優華がタオルを補充にでも来たのだろう

何も今しなくても良いんじゃないか

そう思った。

誰かが風呂に入ってくる。

優華だった。

何も身につけていない優華を見てしまい、つい目を逸らしてしまう

「あぁ、千早様、いらっしゃったんですか」

特に驚いた様子はないし焦ってもいないようだ

それどころか恥じらいすら見せない優華に

「せめてタオルぐらい巻いてじゃなくてなんで普通に入ろうとしてるの!」

僕の反論を無視して当たり前のように入ってきた後

髪を洗いつつ優華は

「何か問題でも?」

「あるでしょどう考えても」

気付いているにも関わらずこう答える

「何ですか?」

「僕は男だよ?」

「そうですね、女の子のように見えますが男みたいですね」振り向き胸を見て言ってくる。

ただ振り向いた事によって少し見えかけたせいで顔が少し暑くなってつい早口で言ってしまう

「そんなとこ見なくても知ってたでしょ

早く出てって」

呆れて優華は言う

「さっきから何ですか

そんなに私と風呂に入るのが嫌ですか?」

「嫌とかじゃなくて!!」

優華が小声でつぶやく

「お父様から連絡がありました

明日は高校を休んだほうが良い と

どうやら何か起こりそうです

どうしますか?」

「お父さんから?

だけど何故ここで?」

そもそも脱がなくても良かったはずだ

完全に体をこちらに向けながら

「特に意味はないです

強いて理由を挙げるとするなら

千早様の反応が可愛らしいから ですね」

そう言われて

もう上がろう そう決心した

「先に上がるね」

「あ、では私も上がります」

当然のようについてきた

できるだけ素早く着替えを済ませて優華より早く戻ろうとする

「もう少し千早様で遊ぼうかと思ってましたが

そろそろやめて差し上げます」

満足してくれたみたいだ

疲れたことを隠さずに

「満足してくれたみたいで良かったよ」

タオルを頭に乗せたまま脱衣所を出てリビングへと移動する

美柚がこちらを見て言った

「なんでそんなに疲れてるの?」

「なんでもない....」

「ふーん、まあいいや」

僕は自室へと戻って今日の疲れを癒すためにもう

眠る事にした

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ