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出来たばかりの時は面白かった。


皆が一生懸命で、忙しくて。


世界はそれだけで面白かったのに、彼はいたずら心から、種族を与えた。そして、種族には力のある心を与えた。


そして彼に残ったのは、世界を観る力だけ。



それは彼のいたずら心が産んだ罪。眠らず世界を見守るという罰。


彼は、人形に自らの力を閉じ込め、世界へ落とした。

そして彼は眠りについた。一生眠ることのない眠りに。その瞳が開かれるのはいつの日か、それはきっと彼にもわからない。

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